JAL Flower JET

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　JALのB737-400は，鶴丸印の旧JAL唯一のナローボディ機で，“フラワージェット”の愛称を持っていた。1機1機に，その飛行機が就航した季節の花がワンポイントの花束として描かれ，小さな機体を可愛らしく彩っていたものだ。

　真っ白な旧JAL塗装も，この小さなジェット機ではバランスよく映えていたのだが，B737-400は1997年に設立されたJALエクスプレスへ移管され，JA8991（コスモス）・JA8992（リンドウ）を皮切りに次々とJEX塗装へ変わっていった。
　最後のB737-400であるJA8999は，フラワージェットにならぬまま当初からJEX機として就航したのだった。