Japan Airline B767-300

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 JALのB767なんて,全然珍しくないと思っていた。
 しかし,2003年4月のJAL&JAS経営統合で熊本路線から旧JAL系列が消えることとなり,JALの飛行機が来るということがどんなに貴重だったかを思い知った。

 そうだった。日本の中心部から遠い田舎に住む者にとって,かつてJALの飛行機は国際線でしか乗れない憧れの飛行機だった。熊本空港へ来るのもANAばかりで,別にANAも悪くはないのだけど,乗れないだけにJALは憧れだったのだ。
 国内線で,洗練されたJALの飛行機に乗れる感動…。いつの間にか忘れてしまっていた。

 JALのB767はDC-8の後継機として選定され,1983年9月に導入が決められた。JALのB767初号機(JA8231)はベースタイプの200型で,日本に到着したのは1985年8月。この年11月1日,羽田から札幌に向けて初めて飛び立った。
 ストレッチタイプ300型のJAL初号機(JA8234)は1986年9月にJALへ引き渡され,同年10月20日,名古屋−福岡線で初就航。以来,B767シリーズは国内線ネットワーク功労機として日本の空を飛び回り,今日に至る−。

 2001年4月29日撮影, Boeing B767-346, JA8975
@熊本空港

2001年2月11日撮影, Boeing B767-346, JA8397
@熊本空港

2001年12月28日撮影, Boeing B767-346, JA8269
@熊本空港



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