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2008年08月10日(日) 体重98g
ヒナの頃からベリーのケージの止まり木には本物の木の枝を使っている(2004年1月の写真)。しかし,最近になって上の止まり木が落ちてしまった。ベリーが囓って遊ぶため,だんだん短くなっていったためだ。本物の木の枝なので,小枝を切り落とした節などが幾つも飛び出ていて,色々と気になるらしい。
見かねたNtoさんが,新しい木の枝で止まり木を新調してくれた。今度は今までのより太い枝。ベリーは新しい止まり木を怖がることなく上っていったが,どうも止まり心地が違ったらしく,片足をケージにかけて,戸惑っている様子(^^;。でもしばらくするとすっかり慣れて,新しい止まり木の出っ張り部分を囓ったり,その上で毛繕いをしたり始めていた。ほんと,ベリーって新しい物に全く動じないオカメインコでありがたい。ケージがボロボロになってきたのだが新しいのに交換しても平気かな?
夜はスイカを食べていると,ベリーはギャーギャー言い始めてやたらと欲しがる。一夏に一度くらいはスイカを食べようと言って買ってきたスイカだった。先日食べたブドウは少しも欲しがらなかったが,サクランボは遠くから見つけて騒いでいた。赤い食べ物が気になるのだろうか。ペレットも,いつも赤いのばかり食べている。
スイカは瓜科。虫も鳥も食べているから,おそらくベリーが多少食べたところで毒になる野菜ではないだろう。まぁ味見だけねということで,5ミリ角くらいに小さくちぎったスイカの実を与えてみると,ものすごく気に入った様子。私たちだって味見程度のつもりで小さなブロックを買ってきたのでとっくに全部なくなっている。べりーは,もう無いとわかるとケージに舌を伸ばしてそこについたスイカの汁を舐めていた。それは汚いし止めなさいってば(^^;。
2008年08月18日(月) 体重99g
我が家は狭いので,リビングの炬燵(テーブル)はベリーのケージと1mしか離れていない場所にある。そして,家の構造上ダイニングにはエアコンを入れられず風も通らず夏は34℃くらいになるのが当たり前なので,食事は,朝食を除きベリーのいるリビングで食べる。そうすると例外なく面白い現象が見られる。
ベリーはヒナの頃からそうだったが,人が食事を始めると自分も食事を始めるのだ。「食事は家族一緒にするものよ」と教えたわけでもないのに,必ずベリーは一緒に食べる。オカメインコは集団生活でみんなで一緒に食事をするからだろうか?
お互い自分が食べるべき食べ物を食べる。私たちがワインを飲みパスタやドレッシングがかかったサラダを食べている間,ベリーはペレットやシードを食べ,小松菜をつつく。ベリーが人の食べ物を欲しがったりすることはない。
本当に,普段は欲しがることはない。先日のスイカやサクランボ,ミカンを除き…。
ところが…今日の梨は違っていた。梨を剥いている最中はこれといって興味も示さずに普通にしていたのに,私たちが梨を食べ始めたとたん,目を爛々と輝かせてケージのこちら側に貼り付き,梨を一口食べる度に「あっ」と声を出すのだ。
さすがにこれは,たまらない(^^;。
果物を与えすぎるのもよくないので,ほんの少しだけ,5mm四方の小さな欠片を与えると,もう至上の喜びといった感じで余すところ無くあっというまに食べてしまった。
そして,「もっともっと」と言うようにケージに貼り付いて目を輝かせる。
Ntoさんが「ベリー,これで終わり。終わり」と言ってもうひとかけら与えると,ベリーはまた喜んで食べ,その後は私たちが残りの梨を食べても欲しがることはなかった。満足したのか,自分のシードを食べにいった。
美味しい物を見分ける能力にも感心したが,聞き分けの良さにも感心したのだった。