Raspberry piにmirakurunとchinachuをインストール

ハード

  • raspberry pi
  • PX-S1UD V2.0
  • ACR39-NTTCom(USBカードリーダー)

チューナーの設定

http://plex-net.co.jp/plex/px-s1ud/PX-S1UD_driver_Ver.1.0.1.zipをダウンロードして、ファームウェアをコピーする
$ sudo cp PX-S1UD_driver_Ver.1.0.1/x64/amd64/isdbt_rio.inp /lib/firmware

カードリーダー(B-CASカードの)の設定

$ sudo aptitude install pcscd libpcsclite-dev pcsc-tools

B-CASカードを挿入しておき、pcsc_scanコマンドでカードリーダの状態を確認できる。次にB-CASカードをデコードするarib25ライブラリをインストールする。https://github.com/stz2012/libarib25/archive/09770e3.tar.gzをダウンロードして、/usr/local/srcに置き、make ; make installする。

recdvbのインストール

http://www13.plala.or.jp/sat/recdvb/recdvb-1.3.1.tgzをインストール。以下のコマンドを実行。
$ ./autogen.sh
$ ./configure --enable-b25
$ make
$ sudo make install

以下のコマンドで、録画できることを確認する。

$ recdvb --b25 --strip --sid hd 22 10 test.m2ts

10が録画秒数。22の部分が地デジの物理チャンネル。物理チャンネルはこの辺を参照。http://www.maspro.co.jp/contact/bro/bro_ch.html

(2018-02-20追記)
上記コマンドを実行するユーザがvideoのグループに入っていないといけない。そうしないと、cannot open frontend deviceのエラーが出る。以下のコマンドを実行しておく。

sudo useradd hoge video

MirakurunとChinachuのインストール

ようやくここまでたどり着く。詳しくは公式を見ながら。(https://github.com/Chinachu/Chinachu/wiki/Gamma-Installation-V2)

curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_6.x | sudo -E bash -
sudo apt-get install -y nodejs

sudo npm install pm2 -g
sudo pm2 startup

ここまでが準備。続いてMirakurun

sudo npm install mirakurun -g --unsafe --production

updateするときは

sudo npm install mirakurun@latest -g --unsafe --production

まずはコンフィグ

sudo mirakurun config tuners

今回のチューナの設定はデフォルトでは入っていないので、以下を追加。

- name: PX-S1UD-1
  types:
    - GR
  command: recdvb --b25 --strip <channel> - -

インストール後にチャンネルスキャン

curl -X PUT "http://localhost:40772/api/config/channels/scan"

この段階で、MirakurunのAPI越しに放送をストリームできる。VLCなどを使い、http://192.168.0.79:40772/api/channels/GR/28/streamを開くと見られるはず。RaspberryPi上のvlcでlocalhostを指定してみようとしたけど、CPU使用率が300%超えてまともに再生できなかった。

あとは録画インターフェースのChinachuをインストール。録画する予定はないが、とりあえず入れてみた。

git clone git://github.com/kanreisa/Chinachu.git ~/chinachu
cd ~/chinachu/
./chinachu installer
# Auto を選択

RasPi2だとコンパイルに死ぬほど時間がかかった。詳しく見ていないが、4時間位?インストール後に設定をする。

cp config.sample.json config.json
vim config.json

とりあえず、uidを1000に設定。

echo [] >rules.json

空のrules.jsonファイルを作成しておき、起動してみる。

./chinachu service wui execute
http://192.168.0.79:20772を開いて、動作していることを確認。Ctrl+¥で終了し、次にEPGを取得する。
./chinachu update

あとはサービスとして立ち上げる。

sudo pm2 start processes.json
sudo pm2 save

この時点で、8GBのmicroSDは1.2GBくらいしか空いていないので、録画なんて問題外。外部ストレージをつければ良いのだろうけど、そこまでするかどうかは未定。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください