小樽

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(C) 2004 Yukiko Tsuchiyama. (Produced by Mira House.)


小樽・フクロウ
(身長 52mm)

 2004年2月,流氷を見に行ってきた両親からの北海道土産。堂々たるガラス細工で,重さは123g。茶色い羽の模様はガラスの中に埋め込まれており,眺める方向によって印象が変わる。
 小樽運河工藝館(URL)の製品で,おそらく新千歳空港ターミナルの千歳エアポート店出身だろう。

 小樽といえば,運河に沿った昔ながらの倉庫群にクラシックなガス灯,立ち並ぶガラス細工の店…などエキゾチックな港町のイメージがある。ずっとフォッサマグナの西で暮らす私には,異国以上に遠い場所だ。おそらく実際に行ってみても,日本語が通じる外国に来たような気分になるんじゃないかな。
 小樽でガラス細工が広まったのは明治以降のことで,海で漁の時に使ったガラスの浮きが始まりだったとか。

 遠いところをお疲れ様,というわけで,寂しくないよう釧路空港からやってきたガラスのフクロウと並べてあげた。
 阿寒湖の木製フクロウにはまなす&硫黄山と,いつの間にやら北海道の仲間がいっぱいだ(^^)。

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