久米島フクロウ

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© 2007 Yukiko Tsuchiyama. (Produced by Mira House.)


久米島フクロウの写真
(身長 19mm)

 2007年9月22日。
 出張帰りの連れ合いに,ハイビスカス模様の小さな袋を渡された。
 久米島紬? 聞いたことがない。

 久米島紬とは,久米島に伝承される絹織物で,重要無形文化財に指定されているとのことだ。指定条件は,「糸は紬糸又は引き糸を使用,天然染料を使用,絣糸は手くくりである,手織りである」を満たすこと。
 中継ぎ貿易で栄えた琉球王国では中世の時代から工芸品に力が注がれ,15世紀頃に養蚕技術がもたらされた久米島では,絹織物の生産が行われていたらしい。やがて琉球が薩摩に侵略されると,久米島の紬は納税品に指定され,1903年(明治36年)に課税が廃止された後,産業として発展したという。

 小さなフクロウなのに,この子は大変な歴史を背負っているのだ!
 珊瑚礁に囲まれた久米島で作られ,売られていたフクロウ。
 北国?へようこそ。

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