立体細工の置物

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© 2009 Yukiko Tsuchiyama. (Produced by Mira House.)


立体細工の置物フクロウの写真
(身長 19mm)

立体細工の置物フクロウの写真
立体細工の置物フクロウの写真

 東京の新居へ越してきて2日目の,2009年10月13日。

 NTTの工事やら片付けやらで騒然としている部屋へ,予想外の荷物が届いた。新しい家で初めて受け取る宅配便だ。身に覚えもない。だが,差出人を見てピンと来た。新米だ!
 埼玉県のOさん。自ら田んぼを耕し育てたお米を,秋になると届けてくれる。今年も待っててねと言われていたのだった。

 可愛らしい米袋に入った,収穫したてのキヌヒカリ。それから他にもなにか?

 一つは埼玉県に移転した鉄道博物館のお土産だった。私にとって思い入れの深い「はやぶさ」のシール,それから星に因んで名付けられた寝台特急「北斗星」と「CASSIOPEIA」のステッカー。(星座名は“カシオペヤ”だけど,列車は“カシオペア”。ややこしい(^^;。)
 関東地方の楽しみを紹介してくれているのかな? この博物館は,そのうち是非行ってみようと思っていた。

 そしてもう一つ,四角い箱が入った,北海道の袋。「おみやげの店 吉田屋本店 釧路空港店」と書かれている。
 これは,きっと,何となくだけどフクロウ? フクロウはアイヌの神様だから,北海道には色々なフクロウがいる。

 丁寧に梱包された箱を開くと,立方体の中に立体的な細工で作られたフクロウが出てきた。同じような置物を他にも持っているのだが,これ,何と言う細工なのだろう?
 台座は光に当たるとプリズムのように七色に輝く。
 かくてこのフクロウは,引っ越し直後の部屋の唯一の飾りとして,窓際に置かれることになったのだった。

 とても綺麗なのに,撮ろうとすると静電気でゴミがくっつくし,家には思うように光が入ってこない。上手な写真が撮れずにごめんなさい!



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