2017年8月の星空

 夏休みで星を見る機会が多くなる8月は,1日~7日が「スター・ウィーク~星空に親しむ週間~」となっています。各地で星を見るイベントが開かれますので地域の情報などに注意しましょう。(STARWEEK
 
 8日の満月は部分月食となり,ほぼ日本全国で見ることができ,西へ行くほど条件は良くなります。

半影食始 部分食始 食最大
最大食分
部分食終 半影食終
0h48m.1 2h22m.3 3h20m.5
0.252
4h18m.8 5h52m.9

 
 毎年お盆休みの頃に見ごろとなるペルセウス座流星群は,13日4時に極大を迎えますが,今年は8日が満月となり明け方まで月明かりがあるため群流星がよく流れる夜半過ぎは条件が良くありません。流れ星を観察するなら,月が低い位置にある日没から夜半前くらいが少しはマシな条件となります。
 ペルセウス座流星群は,月がない好条件なら多い年では1時間に60個くらいの流星が期待でき,今年は条件が悪いといっても1時間に40個ほどが予想されています。流れ星を観察するときは,できるだけ空が暗い場所で,寝転がって空全体が見られるようにしましょう。観測を計画しておられる方は,流れ星を見てみよう のページを参考にしてください。

 28日は旧暦七夕です。
 7月7日は梅雨の最中で天気に恵まれない年が多いですね。旧暦の七夕(月齢が七の夕)の頃は織り姫星(こと座のベガ)が天頂付近にあって見やすくなっていますので,晴れたら空を見上げてみましょう。


南中する星座

 午後8時(20時)に南中を迎える,観察しやすい星座たちです。 (夏の星座夏の全天星図

 【上旬】 へびつかい座ヘルクレス座りゅう座 ・ さいだん座(☆)
 【中旬】 へび座(尾部)
 【下旬】 こと座たて座みなみのかんむり座

 ☆印の星座は南天の星座のため,日本からは見えません。

見やすい星雲星団

 【惑星状星雲】 M57 (環状星雲,こと座), M27 (あれい状星雲,こぎつね座)
 【散光星雲】 M8 (干潟星雲,いて座), M17 (ω星雲,馬蹄型星雲,いて座), M20 (三裂星雲,いて座), 他,天の川に多数
 【散開星団】 M21・M23・M24・M25 (いて座), M6・M7 (さそり座), 他,天の川に多数
 【球状星団】 M4・M80 (さそり座), M10・M12 (へびつかい座), M13・M92 (ヘルクレス座), M56 (こと座)
 【銀河(系外星雲)】 M51 (子もち星雲,りょうけん座), M101 (おおぐま座)
 (星雲星団を見よう星雲星団一覧表


惑星用語の説明月の形の変化について

天文現象
2 小惑星(2) パラスが西矩:6時18分
3 アルゴル極小:1時18分
月が最遠:2時55分(視直径29分30秒,1.054)
7 立秋:16時40分。太陽の黄経が 135度になる。立秋以降は残暑見舞い。
8 満月 満月:3時11分
部分月食
11 山の日
12 かんむり座 S(周期360日,変光範囲5.8等-14.1等)が極大光度
13 ペルセウス座流星群が極大:4時(条件悪)
15 下弦の月のイメージ 下弦:10時15分
16 へびつかい座 R(周期307日,変光範囲7.0等-13.8等)が極大光度
18 はくちょう座κ流星群が極大(条件良):14時
月が最近:22時18分(視直径32分37秒,0.952)
22 新月のイメージ 新月:3時30分
北米で皆既日食(日本からは見られない)
23 アルゴル極小:3時1分
処暑:7時20分。太陽の黄経が 150度になる。
さんかく座 R(周期267日,変光範囲5.4等-12.6等)が極大光度
25 アルゴル極小:23時50分
26 水星が内合:8時4分
やまねこ座 R(周期365日,変光範囲7.2等-14.3等)が極大光度
28 旧七夕
29 上弦の月のイメージ 上弦:17時13分
30 月が最遠:20時25分(視直径29分33秒,1.052)
うお座 R(周期346日,変光範囲7.0等-14.8等)が極大光度