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★参考文献
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ヒースロー空港で手荷物を受け取った後,約10分。
随分歩いてようやく「Underground」の大きな看板に辿り着いた。下調べで幾度となく見かけてすっかりお馴染みになっていた,丸いロンドン地下鉄のシンボルマーク。実物が掲げられる駅までとうとうやってきたのだと思うと感慨深い。
地下鉄に乗るためにまずやらなければならないのは,オイスターカードの購入だった。
→ オイスターカード
地下鉄乗り場の横の窓口で£3のデポジットを払い,£5の地下鉄料金をチャージしてもらったオイスターカードを手に入れると,“オイスター”に見立てた丸いタッチパネルにカードでタッチし,改札を抜けて地下鉄のホームへ立った。
ほどなくやってきたピカデリー線(Piccadilly Line)の電車は,当たり前だがテレビで何度か見たことのあるロンドンの地下鉄そっくり(^^;。チューブのような丸い断面を持っていて,カラフルな色取りが可愛らしい。断面が丸い分だけ中は狭い感じだ。
地下鉄といえど郊外はかなり地上を走っているようで,ヒースローを出ると,すぐに列車は地上に出た。もう午後6時40分を過ぎていたが,夏至まで1ヶ月となった北緯51度の日は高い。外はまだまだ昼間といった雰囲気だった。
※写真をクリックすると大きな写真が見られます。
Heathrow Terminals 1,2,3 駅から地下鉄ピカデリー線に乗る Camera: Panasonic LUMIX DMC-FX33
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初めて目にするグレートブリテン島の風景。
煉瓦造りの家々が多く並び,白い窓枠がレンガに映える。線路脇に生い茂る雑草は,何だか日本の線路脇と日本と似たような感じ。少々親しみが湧く。
地下鉄とホームの間は駅ごとに段差があったり隙間があったりと様々で,日本では考えられない雑な作りに少々驚いた。
※写真をクリックすると大きな写真が見られます。
ピカデリー線 (Piccadilly Line) Camera: Panasonic LUMIX DMC-FX33
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我々が目指すはセントラル線(Central Line)のマーブルアーチ駅(Marble Arch)で,まずはアールズコート駅(Earl's Court)で降りてパディントン方面行きのディストリクト線(District Line)かサークル線(Circle Line)に乗り換えなけらばならない。
アールズコートの直前で再び地下にもぐった地下鉄を降り,ディストリクト線のホームを目指す。地下鉄路線図の色と地下鉄車輌内のポールの色が対応しているようで,やってきたディストリクト線の電車は,路線図と同じ緑色のポールを持っていた。ピカデリー線に比べると,車輌は少々大きいようだ。
そして電車が走り出し,電車は予想外の駅の到着を告げていた。我々は反対方向の電車に乗ってしまっていたのだった! 慌てて一駅目の Gloucester Road駅で降り,再び乗り換え(^^;。サークル線に乗って,目的だった乗換駅,ノッティングヒル・ゲート駅(Notting Hill Gate)へと向かった。
まだ駅名も覚えていなかったため着くなり乗り間違えてしまったが,ロンドンで地下鉄の乗り間違いをしたのは,初日の最初のこの乗り換えだけ。つまり,これが旅行を通して唯一の乗り間違えだった。
※写真をクリックすると大きな写真が見られます。
アールズコート(Earl's Court) 〜 マーブルアーチ(Marble Arch) Camera: Panasonic LUMIX DMC-FX33
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ノッティングヒル・ゲートからは無事セントラル線に乗り換え,とうとうホテルがあるマーブルアーチ駅へ到着だ。
地下鉄を降りると,欧州らしい速いスピードのエスカレーターで駅を上り,改札の“オイスター”にオイスターカードをタッチさせる。改札は問題なく開き,外へ出た。オイスターカード,なかなか便利(^^)。
改札を出ると,荷物を抱えて階段を上る。
出口だ。
マーブルアーチ駅の出口に差し掛かると,そこには写真ですっかりお馴染みになっていたマーブルアーチが立っていて,これを目にした瞬間は本当に嬉しかった。想像していたより,ずっとこぢんまりとしたアーチだった。
次へ進む(オイスターカード)
外部リンク
・JAL国際線 - ヒースロー国際空港 (空港情報)
・BAA Heathrow: Welcome to Heathrow Airport | Parking (ヒースロー空港 英語)
・BAA Heathrow: ロンドン・ヒースロー空港 (LHR) (ヒースロー空港 日本語)
・Home | Transport for London (ロンドンの交通)