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★参考文献
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ロンドン滞在中の朝食及び夕食（夜食？）は，ホテルの近所の店で調達し，部屋で食べた。ホテルのプランが朝食付きでなかったことからこうなったのだが，おかげで毎日の買い出しを楽しむことができたし，好きな物を好きな量だけ食べることができた。現地で食事の調達というのも，海外旅行の醍醐味の一つかもしれない。
利用したのは，ホテルと同じ Great Cumberland Place 沿いにあったコンビニエンス・ストア「Whistlestop Food & Wine」Cumberland店と，ホテルから500mほど歩いたオックスフォード通り（Oxford Street）沿いの「Marks & Spencer」マーブルアーチ店。
どちらの店で買った物も，三角サンドイッチは美味しく，筒状に巻いたサンドイッチはまずかった。
3. Great Cumberland Place
4. The Montcalm Hotel Nikko London
Wistlestop Food & Wine は，ロンドンのあちらこちらに店を持つチェーンのようで，ビクトリアやオックスフォード通り，チャリングクロスなどでも同じ看板を見かけた。
私たちが利用したのは，マーブルアーチから北へ向かってすぐ，Great Cumberland Place と Bryanston Street の交差点南西角にある Cumberland店。緑色の看板が目印だ。
初日，ホテルにチェックインしてすぐ，朝食付きではないことを知って買い出しに出て，まず見つけた店だった。
確かに飲み物と食べ物は揃っていたが，私の第一印象は「何もかも高いし，美味しくなさそう」というもの(^^;。その時の私は既におなかが空いていたにも拘わらず，何も欲しいと思えなくて参ってしまった。
何も買わないわけにもいかないので，どうにかこうにか水とジュースとサンドイッチを選んで買って帰ったのが，5月22日の朝食だ。
※写真をクリックすると解像度の高い写真の全体像が見られます。一部のサムネイルは切り取ってあります。
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5月22日朝食 by Whistlestop Food & Wine, Cumberland Panasonic LUMIX DMC-FX33
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左の写真のラップ状の食べ物は，「Wrap Onion Pakora」（£2.8＝600円）。パコラとは，肉や野菜を生地に包んで揚げたインド料理だ。確かにインド料理らしくカレーっぽい味付けがしてあったが，中に入っている具がパサパサ。飲み込むのにも苦労した。
最初に食べたのがこれだったので，「噂通りイギリスの食べ物はまずいのか！？」と思い切り不安になった(^^;。
右の，2枚入り卵とクレスのサンドイッチ（£1.6＝344円）は，日本のサンドイッチと変わらない感じの美味しさで，ようやく少しホッとしたのだった。
マークス＆スペンサーはロンドン各地に支店がある気軽なデパートで，私たちが利用したマーブルアーチ店が，ロンドンで最も大きな店舗である。年中無休で平日は9:00〜21:00と遅くまで開いているので利用もしやすい。
高品質かつ低価格で評判の良いオリジナルのオーガニック食品はお土産としても人気が高く，またレートの良い手数料無料の両替所(※) を持つことでも知られる便利な店だ。
そういうわけで，ホテルから500mほどのマーブルアーチ店は行く前からチェックしてあった。
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(※) ロンドン中心部で両替ができるのは，マーブルアーチ店，オックスフォード・ストリート店，コヴェント・ガーデン店，キングス・ロード店，ケンジントン店。 |
22日の夕方は，グリニッジのパブでフィッシュ＆チップスを食べていたため（一人分を二人で分けて十分だった(^^;），夕食はもう必要なかった。
翌朝の食事を調達するために私たちが最初に寄ったのは，ピカデリーサーカスに近い，フォートナム＆メイソン。王室御用達の紅茶専門店として有名だが，食品売り場が充実しておりベーグルやスコーンなどホテルの部屋で食べるに相応しい美味しい物が調達できると聞いていた。
しかし，疲れた足を引きずってやっと辿り着いたフォートナム＆メイソンは，王室御用達だけあって店の雰囲気は上々だったが，見るからに高級そう。案の定，食品売り場の品々は高いの何のって，バナナが1房約1000円(^^;！？ これはとてもやってられない。
我々は速攻で店を後にし，すっかり店仕舞いして閑散としたロンドン一番のブランド店街ニュー・ボンド・ストリートを1kmほど歩いてオックスフォード・ストリートへ出，更に400m歩き，マークス＆スペンサーを目指した。酷使されて疲れ切った足は重く，一足ごとにズキズキ痛む。
だが，甲斐はあった。
マークス＆スペンサー，マーブルアーチ店の地下食品売り場は，予想以上に素晴らしかった！
そこにはありとあらゆる食品が揃い，フォートナム＆メイソンで卒倒しそうな値段を見たばかりの目には，何もかもがリーズナブルに見えた。さっきは1000円だったバナナも£1.39（300円）と激安だ！（日本なら100円，高くても200円だから，本当は決して安くない(^^;。）
疲れ果てていたものの，ここで夜食のワインとカットフルーツの詰め合わせ，翌朝のパンとバナナ，水，お土産用の動物形パスタなどを買って，少しばかり豊かな気持ちになって帰ることができたのだった。
そう，バナナはまぁまぁ安かったが，ここでもイチゴは1パック600円の高値で諦めた(^^;。
レジへ清算に行くと，袋は持っているかと尋ねられた。
ない場合は自分でショッピングバッグを買うシステムになっていて，バッグは2種類。10ペンス（20円）で大きくて丈夫な方を調達した。
持ちやすく，また折りたたみも簡単にできる袋だったので，このあとロンドン滞在中はずっと（実は帰国しても）このショッピングバッグを持ち歩いた。
この日，22日の夜は，カットフルーツの詰め合わせを摘みにワインを飲んだが，フルーツは美味しく，ワインはいまいち。でもスクリューで開け閉めできるワインだったので，2晩かけて二人で飲むには丁度よかった。
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5月23日朝食 by Marks & Spencer, Marble Arch Panasonic LUMIX DMC-FX33
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23日朝は，8ピース£0.99（210円）だったミニロールパンとバナナ。どちらも美味しく満足できた。バナナは帰国の日まで毎朝1本ずつ食べて丁度なくなった。 オーガニックのアニマル・パスタは，マークス＆スペンサーのオリジナル商品でスイス製。1袋£0.89（190円）で日本と比較しても意外に安価だ。 | |
23日も，観光を終えた後，マークス＆スペンサーのマーブルアーチ店へ寄った。
昨日とは違ったものを買おうということで，パンのばら売りコーナーでベーグルとクロワッサン，サンドイッチ売り場で三角サンドとラップサンド，惣菜売り場でパスタのサラダ，それに疲れを癒すための甘い物，ジュースなどを調達し，こういったホテルの食事用以外にも，持ち帰りお土産用のレーズン詰め合わせ，ナッツ詰め合わせ，紅茶（葉とティーバッグ）を購入。疲れて思考力がなくなっていたせいか，食事用の食料は少々買い込みすぎた(^^;。
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5月23日夕食・24日朝食・25日朝食 by Marks & Spencer, Marble Arch Panasonic LUMIX DMC-FX33
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23日の夕食には，サンドイッチ2種類と，パスタのサラダ。これに前日のワインを飲んだ。
マークス＆スペンサーオリジナル三角サンドイッチ Smoked British ham & mustard mayonnaise（£1.25=269円） はかなり美味だったが，同じくマークス＆スペンサーオリジナルのラップ・セレクションchiken Caesar,hoisin duck,BBQ steak（£3.75=806円）はかなりいまいち。三角サンドイッチはどの店のものも安くて美味しく，イギリスでの日本人向けお勧めテイクアウトではないだろうか？
パスタのサラダ Pasta with honey & mustard British chiken，£3.3=710円）は360g入りでたっぷりあったのに，これもあまり味がしなくて平らげるのに苦労した。
翌24日朝は，夕べのパスタサラダの残りと，クリーム・ドーナツ（£1.39=300円）に，バレンシアオレンジとマンゴーのジュース freshly squeezed valencia oranges, orange juice & crushed alphonso mango（500mL £1.99=400円），そして部屋に用意してあったミントティー。小食な我々にはこれで十分な量だ。
クロワッサンとドーナツは美味しく，ジュースは変わった味だった。Whistlestop Food & Wine で買ったオレンジジュースの方が好みだったな(^^;。
24日朝に食べるつもりがお腹いっぱいで食べられなかったベーグル（£0.39=84円）は，バナナと共に25日の朝食に(^^;。
コッツウォルズ観光へ行った25日は朝が早く，バナナ1本とベーグル半分，マークス＆スペンサーのマンゴージュースの残りに紅茶で十分だった。おそらくホテルの朝食などを頼んでいても，ろくに食べられなかったことだろう。
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持ち帰り用食料品 by Marks & Spencer, Marble Arch Panasonic LUMIX DMC-FX33
Nikon D200 | ||
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レーズンの詰め合わせ Jumbo Raisins & Sultanas（£2.29=490円）はフランス製。賞味期限が6月2日となっていたので，帰国後すぐに開け，毎朝ヨーグルトに入れて食べたが，しっかりした乾燥フルーツという感じで食べがいがあり美味しかった。
ナッツの詰め合わせ Organic mixed nuts（£1.99=430円）はイタリア製で，賞味期限8月5日。アーモンド，ブラジルナッツ，ヘーゼルナッツ，クルミのミックスなので，日本によくあるピーナツやカシューナッツに比べると1個が大きい。だが食べてみた感想は「味がない！」，各種ナッツが全部同じ味に感じられ，よく言えば「イギリスらしい」お土産だった(^^;。
紅茶は葉っぱもティーバッグも1〜3の番号が振ってあり，1=MILD，2=MEDIUM，3=STRONG。両方とも幾つかの国で生産された原料を英国でミックスしたものと表示されていた。
ティーバッグ Fairtrade English Breakfast Teabags は50パック入りで£1.39=300円，日本の紅茶に比べるととても安価。葉っぱ Fairtrade gold loose tea の方も 250g入りで£1.49=320円と，何でも高い英国にしては驚きの安さだった。
24日の夜は，朝食べるつもりだったマークス＆スペンサーのクロワッサン（£0.69=148円）と，帰りにWhistlestop Food & Wineへ寄って買ってきたフォスタービール（500mL, £1.5=320円）。
フォスターはグリニッジのパブで飲んで美味しかったので買ってきてみたが，南十字星とカンガルーのマークが入ったオーストラリアのビールだった。
25日の夕方，コッツウォルズ観光から帰った私たちは，最後にもう一度マークス＆スペンサーで買い物がしたくて出かけたのだったが，到着したところ，丁度もう閉店で，店に入った瞬間に「No! No!」と言われ，追い出されてしまった(^^;！ 日曜日は18:00が閉店だったのだ。うっかりしていた！
仕方がないので前日に引き続き Whistlestop Food & Wine へ行き，翌朝ホテルをチェックアウトするまでに必要そうなものを買って帰った。ホテルに戻ると15分程度で再び出かけなければならなかったので，ミントティーを入れ，買ってきた三角サンドイッチ Beef Salad Mustard （£2.7=580円）とバナナを急いで食べ，この日の夕食だけは写真に撮る暇もなく急いで食べた。
25日の夜は，ロンドンフィルのコンサートから帰るともう22時半。シャワーで汗を流し，23時半をまわってようやく夜食にありついた。夕方， Whistlestop Food & Wine で買った三角サンドイッチ Ham, Cheese and Pickle（£2.2=470円）と，適当に買ってきたチーズ Babybel（25g, £0.39=85円）に，ギネスビール（440mL, £1.65=355円）。
ギネスビールは，オオハシの絵がついたリミテッド・エディションの缶と，440mLという日本では無いサイズが面白くて買ってきた。流石に本場で，このビールだけはあまりの安さに感動したのだった。
帰国する26日の朝。312号室での最後の食事は，三角サンドイッチ All Day Breakfast（£2.8=600円）と，着いた翌朝飲んで美味しかったオレンジジュース。サンドイッチはマークス＆スペンサーの方が美味しいと思ったが，こちらの店（Whistlestop Food & Wine）のもまぁまぁだ。とにかく最後まで，イギリスのサンドイッチには外れがなかった。
※写真をクリックすると解像度の高い写真の全体像が見られます。一部のサムネイルは切り取ってあります。
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5月24日夜食・25日夕食＆夜食・26日朝食 by Whistlestop Food & Wine, Cumberland Panasonic LUMIX DMC-FX33
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最後に水のペットボトル Buxton Sports Cap 1L（£1.49=320円）を撮っておいた。
注ぎ口が日本では見かけない仕組みで面白い。旅行の間中ずっと，この1Lサイズの大きなペットボトルを持ち歩いて，直接口をつけて飲んでいる人をよく見かけたものだ。持ち歩くには大きくて大変そうだが，野外で飲むには衛生的で便利な構造かもしれない。
ちなみにマークス＆スペンサーで買った水は1.5L入り£0.5=107円で，これよりずっとリーズナブルだった。
外部リンク
・Central London Hotels | The Montcalm Hotel Nikko, London | Luxury Hotel England （モントカーム）
・Marks & Spencer （マークス＆スペンサー）
・Fortnum & Mason UK （フォートナム＆メイソン）
ロンドン旅行記 index シティ・オブ・ウエストミンスター index 
