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★参考文献
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パーム・ハウスを後にした私たちは,そこから一番近い施設,皇太子妃の温室(Princess of Wales Conservatory)へ向かうことにした。
パーム・ハウスの前の池の畔を進んでいくと,程なく花壇のロータリーがあり,道が四方に分かれている。右へ曲がると北西方向へ向かう大きな道で,その名も「Broad Walk」というこの道は,オランジェリー(The orangery Restaurant)へ続く。真っ直ぐ進めば皇太子妃の温室,左へ曲がればパーム・ハウスから池の対岸に見えていた「Plants + People Exhibition」へ向かう。
広々とした Broad Walk は,道の両側に花が咲き乱れ,ベンチが置かれ,大変美しい。正面に白くて上品なオランジェリーが少しだけ見えている。オランジェリーはレストランになっているので,あとで昼食に立ち寄ろう。
※写真をクリックすると解像度の高い写真の全体像が見られます。一部のサムネイルは切り取ってあります。
from Palm House to Princess of Wales Conservatory (1) Panasonic LUMIX DMC-FX33
Nikon D200 Fujifilm FinePix S2 Pro | ||
私たちは Broad Walk の写真だけ撮って,その先の Woodland Garden を抜け,目的の皇太子妃の温室へ向かったが,途中,素敵な光景が。
キューガーデンズの中で放し飼いをしているのか,勝手に野鳥がやってくるのか分からないが,園内を雁鴨科の鳥がよく歩いていたのだが,皇太子妃温室前の木の下を,番いが2組散歩中。そして向こうから人間のカップルが1組。合計3組のカップルが並んでいたのだった。
これほど穏やかで美しい情景に出会える機会は,そうあるものではないだろう。
私たちは鳥のカップルのすぐ横を通り抜け,正面に見えてきた温室へ向かった。おそらくここで,鳥に悪さをするような人がいないのだろう。鳥たちは人が近づいても臆することなく地面をついばみ,マイペース。アップ写真など撮らせてくれた。
※写真をクリックすると解像度の高い写真の全体像が見られます。一部のサムネイルは切り取ってあります。
from Palm House to Princess of Wales Conservatory (2) Panasonic LUMIX DMC-FX33
Nikon D200 Fujifilm FinePix S2 Pro | ||
皇太子妃の温室は幾重にも重なったサイズの違う三角の屋根が特徴だ。三角形の部屋は各々異なった気候に調整され,全部で10の気候帯が再現されているという。
温室前には謎のオブジェがひとつ,日光を浴びてぽつねんと立っていた。
外部リンク
・Home | Transport for London (ロンドンの交通)
・Royal Botanic Gardens, Kew: Home Page (キュー・ガーデンズ)