玩具

リースを破壊 (2015-10-12)
リースを破壊 (2015-10-12)

 ベリーは市販の鳥の玩具を買ってあげてもあまり遊ばない。それより布や紐を与える方が楽しそうだ。一応ケージに玩具を釣り下げているけれど、たまに「ギャー」と言いながら戦いを挑んでいてほぼサンドバッグ代わり。なのでベリーが遊びそうなものはペットショップではなく日常生活の中で探すことになる。
 先日行ったホームセンターでは既にクリスマスグッズが店先に並び、オーナメントを自分でつけるタイプのリースが幾種類か置いてあった。その中に、かなり細い、草の茎程度の太さの枝で作ったリースを見つけ、これはベリーが絶対喜ぶぞと思って買ってきた。
 案の定、ベリーは新しいリースを見て怖がることもなく、一度だけフッと威嚇するも、すぐに気に入って遊び始めた。かつてないくらいの熱心さで。

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 遊び始めて随分経った頃、たまたまベリーに近づいたところ、ベリーはふと我に返り、ケージの端の、ベリーがケージに帰るときに必ず立つ位置へ移動した。そして何か言いたげにこちらを見る。もしかしてこれは…「ハウス」って言って欲しいの?
 「ハウス」
 するとベリーは凄い勢いでケージに戻り、餌を食べ始めた。どうやら遊んでいるうちにお腹が空いてしまったけれど、楽しすぎて遊ぶのを止められなくて、自分で帰る決心ができないので人に帰るきっかけを作って欲しかったらしい。たまにこういうことがある。まったくベリーと一緒にいると面白くて飽きないのだった。
 

ストローの季節

9月下旬あたり、換羽のせいか非常にうるさかったベリー。
この頃ようやく落ち着いてきた。
新しい羽毛を包んでいるストローが次々と生えてきて
アワだのヒエだの食べてよくもこんなものを生産するものだと
いつも感心するのである。

2015年9月28日撮影
2015年9月28日撮影

 

放鳥を待つ

放鳥の時はいったん人の手に乗って出してもらう。
…と雛の頃から躾けたので、ベリーは決して自分勝手にケージから出ない。
勝手に出るとめちゃ怒られてケージに戻されやり直しさせられたので、
ベリーもそんな面倒なことはしたくないのだろう。

ベリーにも外へ出て遊びたいときとケージでくつろぎたい時がある。
人間に放鳥の余裕があるときに必ず外で遊びたいわけでもない。
だから出たくないときは扉が開いても出てこようとしない。
人間もそれほど暇ではないからベリーが出るまでケージの前で待っているわけにもいかない。
故に扉を開けたままほったらかしとなる。

長いときは扉を開いて3時間後とかになってようやく外へ出る気になるベリー。
のそのそと扉の前にやってきて、こうして扉に留まる。
気づいたらすぐに出してあげるのだが、
他のことをやっているとベリーが扉に留まっていることに気づかないことも多い。
そんなときは、ベリーは「ピュイ!」と一言だけ声を出す。
彼はその一言で気づいてもらえ、出してもらえることを知っている。

放鳥を待つ
放鳥を待つ