朝から天王山の山崎聖天へ行って来た両親がもらってきた福笹。

　実は，私は福笹なるものを知らなくて，どんな意味があってどんな言われがあるものなのだろうと百科事典を引いてみたが，わからなかった。

　木のしゃもじに笹がくくりつけてあり，それに由来を書いた紙と巻物が紙縒でつり下げられている。
　由来の紙には“歓喜玉杓子と火の用心の由来”という表紙。

　杓子は，これで三度のご飯を盛ると一家和合・福徳円満・商売繁昌が訪れるというもので，巻物の方が山崎聖天の神符らしい。神符を開いてみると，大きく“火用心”と書いてある。説明書によると，これをかまどに貼り付けて除災招福家内安全を祈るもののようだ。