小暑と大暑

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ダリア

 7月。前半は梅雨寒の日が続くこともありますが,暑さが始まる月ですね。二十四節気でも,7月に小暑(しょうしょ)と大暑(たいしょ)を迎えます。
 二十四節気は,太陽の黄道上の位置によって決められた季節区分で,太陽の黄経が0度になった時を“春分”と呼び,そこから太陽が15度進むごとに,清明・穀雨・立夏・小満…と名前がついています。

 毎年7月7日頃に迎える小暑は陰暦六月の節で,現在では太陽の黄経が105度になったときと決められています。夏至と大暑の間に位置し,次第に暑くなる季節という意味です。

 また,7月23日頃に迎える大暑は太陽の黄経が120度になったときをいい,一年中で最も暑いとき,という意味です。大暑という言葉は,“きびしい暑さ”という意味で使われることもあります。


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