小寒と大寒

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福寿草

 新年おめでとうございます。Mira Houseを訪れてくださっている貴方,今年はどんなお正月をお過ごしでしょうか? 年が明けて一段と冷え込んできましたが,お風邪など召しませぬようご自愛ください。
 寒い一月,二十四節気では小寒と大寒を迎えます。二十四節気とは太陽の黄道上の位置によって決められた季節区分で,太陽の黄経が0度になった時を“春分”と呼び,そこから太陽が15度進むごとに,清明・穀雨・立夏・小満…と呼ばれます。

 毎年1月6日〜7日に迎える小寒(しょうかん)は,寒さがようやく厳しくなる季節という意味で,天文学的には太陽の黄経が285度になったとき。立春前の30日を一年で最も寒い頃という意味で“寒”(かん)と言い,この前半の15日を小寒,後半の15日を大寒と呼び,小寒はこの15日間の小寒が始まる日を指しています。
 大寒(だいかん)は後半の15日が始まる日で,毎年1月20日頃。太陽の黄経は300度で,一年中で最も寒い時期とされます。


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