霧氷・雪起こし

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 新年おめでとうございます。1月は最も冬らしい月。寒さもいよいよ厳しくなってきました。今月は雪と氷の気象用語を見てみましょう。

福寿草

霧氷(むひょう): 氷点下になっても氷にならない(過冷却)霧の粒や水蒸気が,木の枝などに付着してできる氷の粒のこと。樹氷樹霜粗氷の3種類に分類されます。

樹氷(じゅひょう): 氷点下の濃霧が季節風に吹き付けられ,木の枝などに凍り付いたもので,別名氷花(ひょうか)。細い氷のすじが風の方向へ伸びて,その形は魚のひれ,鳥の羽毛,花などに例えられます。尾びれ状になったものを海老の尻尾(えびのしっぽ)と呼びます。

樹霜(じゅそう): 空気中の水蒸気が昇華(水滴にならずに氷になる)して木の枝などにつく氷の結晶のこと。

粗氷(そひょう): 粒の大きな霧氷のことで,過冷却の比較的大きな霧の粒が凍り付いてできます。樹氷より気温が高いときにできやすく,氷の内部に小さな気泡が入っているので,乳白色をしています。

雪起こし(ゆきおこし): 雪国で,降雪中または降雪前に鳴る雷のこと。発達した積乱雲からの雷鳴であるため,大雪の前兆になることが多く注意が必要です。


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