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“どんど焼”は小正月の行事の一つで,熊本では“どんどや”と呼ぶようだ。
小正月とは1月15日を中心とする新年の行事で,これが終わると新年の行事は終了する。小正月の名は,1月1日の大正月に対して呼ばれたもの。
小正月の行事としては,15日に食べる粥,粥杖を使って行われる嫁たたき,粥で作物を占う粥占(かゆうら),豊作祈願の行事,どんど焼・左義長などの火祭,かまくらなどがある。
どんど焼は,一般に1月14日か15日に行うが,九州では6日か7日に行うところも多いらしい。ここに紹介する2003年の熊本市の小学校の“どんどや”は,1月11日に行われた。
竹を主材料にしめ縄や門松を組んで,盛大に行われるどんど焼。
もともと子供達が供え物を焼いて新年の祈願を捧げる行事で,この火で餅や団子を焼いて食べると無病息災の効果があるなどと言うらしい。
この火祭りを京都を中心とした地域では“左義長”(さぎちょう)と呼び,全国的に言われる“どんど”や,九州などで呼ばれる“ホッケンギョウ”は,左義長の囃子詞(はやしことば)が由来。
ちゃんと消防車も待機。 |
待ち遠しいねぇ? |
準備された餅やサツマイモ。アルミホイルがない時代はどうしていたの? |
出番を待つ掃除用具たち。 |
さぁ,お待ちかね! |