宝積寺の豆撒式

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節分会の案内板の写真

 宝寺(たからでら)という通称で親しまれる宝積寺(ほうしゃくじ)は,羽柴秀吉と明智光秀の山崎の合戦(天王山の戦い)で有名な天王山の山麓に建っています。JR山崎駅で下車し,サントリーの横を通って一本道を登って数分のところです。

 僧の行基(ぎょうき)が聖武天皇の命で奈良時代の建立したと伝えられる寺で,参道の右側に建つ三重の塔は桃山時代に建てられた重要文化財。このほか,鎌倉時代の傑作“十一面観音立像”など仏像彫刻を中心に多くの重要文化財を所有しています。
 節分祭りの他にも,正月祭(1月1日)・鬼くすべ(4月18日)・青葉まつり(6月9日)・施餓鬼会(せがきえ:8月4日)・千灯供養(8月16日)・冬至祭(11月23日)・除夜の鐘(12月31日)など古来の日本を伝える年間行事も多く,ここでは2000年2月3日に行われた節分豆撒式の様子をお伝えします。

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宝積寺の門。
宝積寺の門
御手洗には亀が。
亀の手水舎
三重の塔は別名を“一夜の塔”といい,羽柴秀吉が山崎の合戦の際,一夜にして建てたと言い伝えられています。周囲の木は桜なので,花の頃に訪れると,桜に囲まれた美しい塔を見ることができます。
境内の様子。
境内の様子
秀吉の“一夜の塔”。
秀吉の一夜の塔
豆撒式の行列。左から順にやってくる。
豆撒式の行列
行列は寺の中へ。その後豆が撒かれ,行列が出て行った後,豆撒式に集まった人たちへ豆が投げられる。
豆撒
最後は記念撮影タイム。
鬼
太巻き寿司と,宝寺でもらってきた豆と鬼のお面。
お土産の豆とお面

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