このフクロウは,2006年3月末に信州を旅した両親からの土産物。包装された紙袋には,中山道,木曽の妻籠宿“お六ぐし”の店“いさばや”の名。
お六というのは妻籠に住んでいたという病弱な娘の名で,ミネバリの木で作った櫛で髪を梳かしたところ病が治った,という伝説が由来。お六ぐしは木曽の民芸品として知られているらしい。
ツゲかミネバリで作られた櫛のことを“お六ぐし”と呼ぶようなので,その店で売られていたこのフクロウは,ツゲかミネバリ製だろうか。
木の質感と色調が落ち着いた感じなので,常用の黒いバッグにつけて連れ歩いている。
●いさばや
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