Books of OWLs

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(C) 2007 Yukiko Tsuchiyama. (Produced by Mira House.)

仕切りOWLs

『唯物論者のみた梟』
福本和男 著/昭和27年12月10日発行/出版東京

 2005年2月6日,東京,虎ノ門天文会館にて開催されたVSOLJ(日本変光星観測者連盟)総会の会場で,変光星の大先輩である Sms氏から頂いた。その前夜に行われた懇親会の会場で,たまたまフクロウの話になったことがきっかけだったと思う。

 Sms氏曰く「とても面白い本だから。」
 フクロウ好きがフクロウ好きのために書いた,そんな感じの本で,フクロウの鳴き方や呼び名に関する考察,古今東西の芸術に登場するフクロウまで種々雑多な言及があり,知らないことがたっぷり書かれていた。
 著者検印がフクロウであるところまで,フクロウにこだわって作られているところには,正に感動!

 古い本だが,ネットで検索すると,この時は3675円で古本を売っているサイトを見つけた。ちなみに当時の定価は250円。地方定価というのも書いてあって,こちらは260円。昔は本の値段は全国統一ではなかったのね。

仕切りOWLs

『フクロウにあいたい』
横田正博 著/2004年12月24日 初版1刷/青菁社
ISBN-10: 4883502015
ISBN-13: 978-4883502011

 2005年5月9日,姪のあっちゃんの小学校入学祝いのお返しに,妹から送られてきた。
 12cm×12cm,39ページの小さなエゾフクロウの写真集。オールカラーで美しく,特にフクロウ好きでなくても楽しい本だと思う。
 常に本棚の前面に立てかけて,額縁みたいな感じで飾っている。

 しかし…こーんなに可愛い本なのに,アマゾンにイメージ画像がないなんて!? →(2009年1月追記)その後画像が入ったようだ。

仕切りOWLs

『OWL AT HOME』
ARNOLD LOBEL 著/1075年/Harper Trophy
ISBN-10: 0064440346
ISBN-13: 978-0064440349

 以前から気になっていた絵本で,2006年2月22日,アマゾンでポチッとやってしまった(^^;。
 私の本はペーパーバックだが,ハードカバーの立派なものとか,様々なバージョンが出ている。

 字が読めるようになった幼児を対象にした本なので,中学生レベルの英語で十分。絵は19世紀後半から20世紀初頭の開拓時代のアメリカ風で,温かく懐かしい。
 Owlちゃんが繰り広げる五つのお話は,とってもユーモラス。だけど,私にとっては幼児だった頃の自分が感じたり考えたりしていたことを思い出させる,現実味のあるものでもあった。

 寒い寒い冬の夜,吹きすさぶ北風の音を聞きながら,温かい部屋でコーヒーなど片手にめくるのが似合う本。


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