JR池袋駅で山手線を降り,東口へ出ようと地下を歩いている最中,柱に取り付けられたフクロウを見かけた(もう一度見ようと後で探し回ったが,方向音痴ゆえ,このフクロウには二度と会えなかった(T_T)。もうしばらく歩くと,今度は壁にフクロウの銅板。しかも3枚も。
「どうして池袋にはフクロウがいるの?」「池袋ってOWLの街?」
不思議に思った。
同日の夜,今度は東京在住の友人と共に池袋へ降り立ち,フクロウの石像を見かけた。
「いけふくろうって言うんだよ。待ち合わせ場所。」
なるほど(^^;!
いけふくろう,1987年,JR発足記念に作られたのだそうで,1985年以来池袋を訪れたことのなかった私は,当然知らなかったわけだ。
***
翌朝(2006年11月13日),「いけふくろうを撮るぞ!」と,いさんでホテルを出発した。
フクロウがいるのは,東口からJR北改札へ向かう階段を下りたところ。方向感覚が異常に悪い私でも簡単に見つけられる。
が,フクロウの周りには常に人がいて,なかなか上手く撮らせてもらえない。フクロウの前で日長ねばっているほど暇じゃなかったので,適当に撮って切りあげるほかなかった。
諦めて有楽町線の乗り場へ向かうと,前日見かけた3枚の銅板のフクロウがいたので,これは何とかまともに撮った。
その日の夕刻17時過ぎ,再びいけふくろうの前に立った私,フクロウのアップ写真を撮ってホテルへと向かった。特に変わった様子も見られなかった。
***
ところが…!
翌朝(2006年11月14日)は,池袋で迎える最後の朝。次回があるかないかもわからぬ私は,少々無理をしてでも綺麗ないけふくろうの写真を撮るつもりでホテルをチェックアウトした。そして,東口の階段を降りた。
何と,フクロウが増えている!?
昨夜17時過ぎにアップ写真を撮ったときは確かに1羽だったのに,新たに3羽も!
おそらく,深夜に工事がなされたのだろう。
偶然,本当に偶然,いけふくろうが増える前後に居合わせ,写真を撮ることになったのだった。感激もひとしおで,ぜひまたいつか,池袋を訪れてこのフクロウたちに会いたいと思う。
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