ロンドン旅行記 ★ 序章(2)

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2. マイレージプログラムで航空券

 何故高いサーチャージを払ってまでこの時期に欧州へ渡りたかったのか。
 2008年6月末まで限定で,日本−ヨーロッパという長距離をJALマイレージプランを使ってエグゼクティブクラス(ビジネスクラス)で往復できる,ほとんどあり得ないラッキーな機会だったからである。何たって,エグゼクティブクラスのサービスは素晴らしい。ワインは銘柄選び放題,シャンパンまで飲める! 食事はトレイ入りのお弁当風ではなく食器使用だし,化粧室は専用で楽々。それだけでも旅行する価値があるというものだ。
 ホテルや現地での移動及び食事のことを考えると断然ツアー旅行がお得だが,ツアーでエグゼクティブに乗ろうと思ったら手が届かない高額になる。このまたとない飛行機を楽しむ機会を逃すべきではなかった。

 航空券自体はマイルで買える。別途かかるサーチャージや航空保険が二人で81,200円,空港使用料やその他雑費を加えても,航空券の購入は10万円くらいだろうと考えていた。

 ところが…!
 成田→ヒースロー 5月21日JL401便プレミアムエコノミー(エグゼクティブは満席だった(T_T),ヒースロー→成田5月26日JL402便エグゼクティブで二人分の航空券を購入しようとすると,「126,430円」(63,215円/人)と表示される。
 何故っ(^^;!???

 実は,紳士の国イギリスは階級社会の国? ビジネスクラスに乗るような金持ちは沢山税金を支払わねばならない仕組みになっていたのだ。別に金持ちだからビジネスに乗るわけではない我々としては想定外の痛みである。おまけにヒースロー空港の利用料金も高い。成田も関空もこれに比べれば格安ではないか。

 以上,レートは210円で計算した。これを足すと一人当たり63,577円となり,微妙に計算が合わないのはレートの誤差と考えれば請求額とほぼ一致する。
 ちなみにマイルでの予約が完了すると,チケットはメールで届く。メールを自分で印刷して持っていくというシステムだ。座席はインターネットで事前に確保。いつのまにか,海外へ行くというのに何もかもネットでポチポチっとするだけで済んでしまう世の中になっていた。

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外部リンク
 ・JAL - 国際線「燃油特別付加運賃」「航空保険特別料金」のご案内
 ・JAL国際線 - エグゼクティブクラス(搭乗クラス別サービスのご案内)
 ・JAL国際線 - プレミアムエコノミー(搭乗クラス別サービスのご案内)



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