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2006年夏,長周期変光星はくちょう座χが,たいへん明るい極大を迎えています。
極大予想日は,VSOLJ(日本変光星観測者連盟)の予想で8月9日,『天文年鑑』などで公にされている予想では8月5日。長周期変光星の極大日は,予想日ピッタリにピークを示すようなものではありませんので,だいたい前後1ヶ月くらいは明るい状態が続きます。
この夏,星を見に行かれる方は,ぜひとも白鳥の首に輝く見慣れぬ星にご注目ください。
はくちょう座χ (chi Cyg) は,1686年,ミラに続いて2番目に発見された長周期変光星で,データ上では 3.3等-14.2等の間を408日ほどかけて変光することになっています。が,ここ50年のデータを見ても,極大は4等〜5等,暗いときは6等代です。
それが,2006年7月末現在 3.7〜3.8等! なんと百年ぶりの明るさということで,はくちょう座の印象も変わって見えます。