例年,連日のうだるような暑さに苦しむ梅雨明け十日。この子がやってきた2005年7月27日も,最高気温35.9℃の酷暑だった。
送り主は,クリスタルや木彫りのフクロウを贈って下さった東京の友人。東武デパートの伊藤屋さんで革細工のフクロウを見つけたと,事前にメールをいただいていた。
真っ赤な紙で綺麗にプレゼント包装されており,ネームを入れられるのが売りだったそうで,後ろには名前が焼き付けられている。
なかなか可愛らしいフクロウだが,作りの方もかなり立派。上質な材料を用いた手作りだ。
タグに書かれた“革物語”というブランドを検索してみると,千葉県のバンカクラフトという会社がヒットした。時計やアクセサリー,デスクトップの小物など,ほかにも楽しい製品がいっぱい。
この子は愛用のリュックのジッパーにつけて,いつも持ち歩いている。年月と共に風格を備えていく革のフクロウ,どんな風に表情を変えていくのかな。
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