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★参考文献
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レストランになっている白いオランジェリーから煉瓦造りのキュー・パレスまではそう遠くなく,オランジェリーの横へ出ると,茶色いキュー・パレスの建物は,既に木々の向こうに見えている。
一応オランジェリーの横からキュー・パレスまで舗装された道が続いているのだが,それは目の前の芝生をぐるりと迂回しなければならず,かなり遠回りになってしまう。
私たちは迷うことなく芝生の中を突っ切って,まっすぐキュー・パレスを目指した。
広い芝生のエリアには端の方にベンチが置かれ,立て看つきの heritage tree もあり,勿論「立ち入り禁止」などではない。
※写真をクリックすると解像度の高い写真の全体像が見られます。一部のサムネイルは切り取ってあります。
そして,キュー・パレス前の芝生の中にぽつんと,鳥の糞にまみれた日時計がひとつ。
王位に就くことなく亡くなったフレデリック皇太子,王妃になることなく公太妃となったオーガスタ。だが,キューガーデンズは彼らの息子ジョージ3世夫妻に愛され,発展していった。
ロイヤル・ファミリーゆかりの品々は,夏期のみ,キュー・パレスで公開されているということだ。
外部リンク
・Home | Transport for London (ロンドンの交通)
・Royal Botanic Gardens, Kew: Home Page (キュー・ガーデンズ)