ロンドン旅行記 ★ キュー・ガーデンズ(12)

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参考文献

12. ホワイト・ピークス (White Peaks Cafe & Shop, 2008-05-23)

キュー・パレスからホワイト・ピークスへ

 キュー・パレス,オランジェリーと三角形を描く位置に,もう一つ,ホワイト・ピークスという施設がある。ファミリー向けの軽食と土産物を扱う店で,キューガーデンズの土産物を探すために寄ってみることにした。
 ホワイト・ピークスはキュー・パレスやオランジェリーのような由緒正しい?古い建造物ではなく,如何にも最近作られたという感じのテント風の白い屋根とアルミサッシの建物で,前には子供が喜びそうな植物のオブジェが飾られている。


※写真をクリックすると解像度の高い写真の全体像が見られます。一部のサムネイルは切り取ってあります。

White Peaks Cafe & Shop

Panasonic LUMIX DMC-FX33
Nikon D200
Fujifilm FinePix S2 Pro
Orangery /D200 White Peaks /Lumix FX33 Birds /D200
White Peaks /S2 Pro White Peaks /Lumix FX33 Crazy Daisy /D200

 中には確かにちょっとした土産物がおいてあったが,植物などは買っても日本に持ち込めるかどうか不明だし,キーホルダーはデザインがいまいち,図鑑は楽しいけれど,日本で役立ちそうにない。良さそうな土産物を見つけることはできなかった。
 一通り眺めて外へ出ると,狂ったように水を振りまいている「クレイジー・デイジー」なる土産物を発見。そのクレイジーぶりが凄くて,思わず見とれてしまった。ちなみにお値段は£9.95(約2,100円)。高いのか安いのか判断不能だ(^^;。


At White Peaks Cafe & Shop in Kew Gardens キューガーデンズの土産物屋にあったクレイジー・レイジー。 → 高画質版

ホワイト・ピークスからパーム・ハウスへ

 ホワイトピークスを出ると,時刻は既に13時半近く。キューガーデンズはあまりに広く,所詮全てを一日で見て回るのは不可能だ。
 ホワイト・ピークスの隣にはクライマー&クリーパー(Climbers and Creepers)という施設があったが,子供向けの屋内プレイエリアということだったのでスルー。どうしても見ておきたいもう一つの温室,テンペレート・ハウス(Temperate House)へ向かうことに決め,広大な芝生のエリアを横切って歩き始めた。


 途中,百葉箱発見。
 オランジェリーとキュー・パレスが真後ろへどんどん遠ざかる。

thermometer shelter /Lumix FX33 thermometer shelter /Lumix FX33 Kew Palace,Orangery and a thermometer shelter /S2 Pro
A tree /D200 Kew Palace,Orangery and a thermometer shelter /D200 Kew Palace and thermometer shelter /Lumix FX33
Orangery /Lumix FX33 Orangery /D200 Orangery /D200

 300mほど歩くと,大きな heritage tree ,チェスナットリーブドオークの木に行き当たった。


Landscape of Kew /S2 Pro Chestnut-leaved oak /D200 Chestnut-leaved oak /S2 Pro
Chestnut-leaved oak /D200 pinecorn /Lumix FX33 Chestnut-leaved oak /D200

Chestnut-leaved oak(チェスナットリーブドオーク)

 これはキューガーデンズで一番大きな,そして最も生長の速い木である。また英国にあるこの種の木の中で最も大きく立派な木で,高さ30m,幅30mにもなる。

 チェスナット・リーブド・オーク(Quercus castaneifolia)は,イランのアルボルズ山岳地帯としても知られる黒海からカスピ海にかけての山間部,コーカサス地方に自生する。しかし,もっと一般的に見られる類似のターキー・オーク(Turkey oak,Quercus cerris)は,例外的に植物園の外でも見ることができる。この木は実生状態で1843年に英国に紹介され,この最初の実生の中からキューガーデンズで育てられた。この標本木は,1846年に植物園エリアを広げるためにキューガーデンズに45エーカーが与えられたときに植樹された。今日では,この木はこの種の中では英国で最も大きな例として,我々の最も有名なチャンピョン・ツリーの一つとなっている。

A flower /Lumix FX33 Landscape /D200 Landscape /D200
Chestnut-leaved oak /S2 Pro Landscape /S2 Pro Chestnut-leaved oak /S2 Pro
plant /Lumix FX33 Landscape /FinePix S2 Pro Palm House /S2 Pro

landscape /FinePix S2 Pro

 この巨大なチェスナット・リーブド・オークの木を過ぎると,前方の木々の間から見たような建物が見えてきた。そう,ヴィクトリア・ゲートからキューガーデンズに入園してすぐのところにあって,最初に入った温室,パーム・ハウス(5. パーム・ハウス)の前庭まで戻ってきたのだった。

 地図にもこちらが前庭と記されているのだが,花も咲いておらず緑のハーブが揺れているだけで,裏庭より地味な感じだ(^^;。
 私たちが目指すテンペレート・ハウスは,パーム・ハウスを通り過ぎて更に500mほど行った先にある。


 パーム・ハウスの前庭について → 4.パーム・ハウス周辺 パーム・ハウス 前庭(Syon Vista方面)


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外部リンク
 ・Home | Transport for London (ロンドンの交通)
 ・Royal Botanic Gardens, Kew: Home Page (キュー・ガーデンズ)


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