☆1月の星空

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2006年1月の星空情報

 年明けのりゅう座 ι流星群およびかみのけ座 流星群は,月も小さく条件最良です。かみのけ座 流星群は1時間に5個程度の群ですが,安定した出現が期待できます。りゅう座 ιは,例年1時間に50個程度の流星が期待できる大きな群で,今年は4日の明け方に見て下さい。

 下旬にかに座を迎える土星が,観望好期です。惑星が冬に衝を迎えるときは高度も高くなりますから,シーイングの影響を受けにくくなります。冬型が緩んだ風のない日に望遠鏡を向けてみましょう。土星は,環の傾きが2009年に向かって小さくなりつつあります。
 衝の直前24日には,かに座 のプレセペ星団(M44)に1°まで近づくところが見られます。


南中する星座 (冬の星座

 午後8時(20時)に南中を迎える,観察しやすい星座たちです。

 【上旬】 とけい座(☆) ・ ペルセウス座
 【中旬】 エリダヌス座レチクル座(☆)
 【下旬】 おうし座 ・ かじき座(☆) ・ちょうこくぐ座

 ☆印の星座は南天の星座のため,日本からは見えません。

見やすい星雲星団 (星雲星団を見よう星雲星団一覧表

 【惑星状星雲】 M1 (かに星雲,おうし座)
 【散光星雲】 M42 (オリオン大星雲,オリオン座)
 【散開星団】 M35 (ふたご座), M36・M37・M38 (ぎょしゃ座), M45 (プレアデス,すばる,おうし座)
 【銀河(系外星雲)】 M81・M82 (おおぐま座)


惑星用語の説明

天文現象
2
月が最近:8時(視直径33分04秒)
3
かみのけ座 流星群が極大
4
りゅう座 ι流星群(四分儀座流星群)が極大:3時
5
地球が近日点を通過:0時
小寒:20時47分。太陽の黄経が 285度になる。
6
小惑星(4)ベスタが衝(6.3等)。
7上弦の月上弦:3時56分
13
金星が内合:19時
14満月満月:18時48分。
17
水星が金星の南7°53':11時
冬の土用の入り:15時31分,太陽の黄経が 297度になる。
18
アルゴル極小:0時41分
月が最遠:4時(視直径29分27秒)
20
大寒:14時15分。太陽の黄経が300度になる。
大寒から立春の間に寒中見舞いを出す。
アルゴル極小:21時31分
22
スピカの星食(潜入:福岡):7時25分
23下弦の月下弦:0時14分
アルゴル極小:18時20分
26
水星が外合:12時
28
土星が:12時(-0.2等,かに座
29新月新月:23時15分
30
月が最近:17時(視直径33分24秒)

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