Eye-Fi Explorer X2

 以前(日本で)出たばっかりのEye-Fiを買いましたが,新しくなって機能追加があったりと楽しそうなので,買ってみました。今回は3種類出ています。(公式)



 Connectが一番ベーシックな機能。Explorerが無線LANのMACアドレスを使ってジオタグを付加する機能がついたもの。ProはExplorerの機能に加えてRAWモード対応と無線のアドホックモードに対応しています。


 基本は以前と同じで,とった写真をかたっぱしからPCや写真共有サイトなどにアップロードしてくれます。以前からの変更点は,幾つかありますが,代表的なところで。

1 ウェブベースだった管理ソフトがローカルアプリケーションに

Eye-Fi_center.png 正直いうと前のウェブでの管理画面は使い易いとは言いづらかったので進化ですね。上の画面はMacですが,Windowsでもほぼ同じUIです。

2 アップロード先
 ずいぶんと増えた印象です。まずは写真サイト。かなり増えています。

Eye-Fi_photoshare.png 動画サイトの方はちょっと寂しくて,有名どころのYouTubeやPicasa,Flickrといった感じです。

Eye-Fi_movieshare.png 注目は写真,動画ともにFTPが入っている点。私は使うことはしばらくなさそうですが,人によってはとても嬉しいかもしれませんね。

3 動画
 動画環境がかなり改善されています。以前のEye-Fiはカードそのものの性能があまり良くなくて,書き込み速度が動画撮影についてこなかったのですが,X2からはclass6になり,ほぼその心配がなくなりました。また,無線も802.11nに対応したのも注目です。まだ11nのAPはほとんど普及していないとは思いますが。
 動画フォーマットも増えています。2010-05-22現在でちゃんとしたソースが見つけられないんですが,以前からのmpeg,mpeg-4,quicktime,wmv,avi,flvに加えて,AVCHDにも対応しています。Panasonic の DMC-FT1でためしましたが,このカメラで撮ったAVCHD lite の動画もアップロードできました。ただAVCHDはまだ使える動画共有サイトが大手ではPicasaぐらいしかなく,ちょっと使いにくいのが現状です。

4 エンドレスモード
 写真が自動で転送されるEye-Fiですが,Connectで4GB,ExplorerとProで8GBの容量のカードなのでいずれは古い写真を消さなくてはなりません。それを自動化してくれる機能がつきました。

Eye-Fi_endless.png 比較的地味な機能ですが,これで使い勝手がかなり良くなりそうです。

 で,私が購入したのはExplorerですが,ジオタグがEXIFに自動的に挿入されます。WiFiの電波を利用した位置情報で,Skyhook(iPhoneと同じ?)の技術を使っているようです。都会であれば,何丁目ぐらいの精度では場所を特定出来そうです。GPSほどではなく,大体どのへんで撮ったかがわかるので,写真サービスのSNSてきな使い方や,foursqureみたいな位置情報サービスで使う写真としては丁度いい精度だと思います。

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