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水槽の濾過材を交換

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originally uploaded by ryon10.

 うちの水槽では水槽の水を綺麗にするフィルターとしてエーハイムの2213という外部フィルターを使っています。このフィルターの中にはスポンジなどと一緒に多孔質の石ころを入れています。石ころの中の隙間に魚の糞や食べ残した餌などを分解してくれるバクテリアが住み着くそうです。
 外部フィルターを導入したのは8年ほど前で,その間スポンジフィルターは何度か交換しましたが,石ころのフィルターは一度も交換していませんでした。長らく使っていて多孔質の穴が詰まったのか,濾過能力がかなり落ちてきたような気がしたので,交換することにしました。

 調べてみると濾過材として石ころが高いこと高いこと。1リットルほどの容量で2000円ほどします。まぁ,ただの石ではなく,粘土を焼成したリング上の陶器(セラミック)です。これはあまりに高すぎます。フィルターの容量からして2個ほど買わないとイケないです。
 代わりになるものはないかと探していたら,同じようなことを考えた人もいるようで,ハイドロカルチャー用の石が適しているようです。たまたまうちにもハイドロカルチャー用の石が余っていましたので,使ってみることにしました。

 まずは水洗いしたのですが,バケツに張った水に沈めようとしたらほとんどが浮き上がります。多孔質を実感しました。期待が持てそうです。
 フィルタのバスケットの一番下に目の粗いスポンジを入れて,大半をハイドロカルチャー用の石にしました。一番上は蓋として,目の細かいグラスウールっぽいスポンジにしています。とりあえず先ほど稼働させましたが,無事水は循環しているようなので多分大丈夫です。

遺伝子組み換え作物

 最近様々な食品の産地偽装が話題になっていると思う。うちでは元々国産を極力買うようにしてきたのだが,素人には偽装されてしまうと見分けがつかない。もはや店を信じるか,なるべく高いものを買うしかないのかと悩んでしまう。

 そんな中で,食品を選ぶときに気になるのが,「遺伝子組み換え作物」の表示だ。特に多いのが大豆のようで,豆腐や納豆を買うときにこの表示を見ない方が少ないくらいだ。
 皆さんこれ気にしていますか?

 おそらく,遺伝子組み換えされた作物が体に与える影響を気にして,このような表示がされているのだと思う。個人的には組み替えされたタンパク質だろうとどうせほとんどはアミノ酸に分解されてしまうので,遺伝子がどうであろうと関係ないと割り切っている。そもそも,手法は別として,大昔から品種改良という名の下に,掛け合わせや2倍体3倍体をつくったり,結果として遺伝子組み換えをしてきたのでは?と思う。(生物系は詳しくないので細かいところは間違っている気がする。。。)

 遺伝子組み換えされた作物が,他の作物を駆逐して遺伝子汚染をするとか,いわゆるバイオハザードを気にして「遺伝子組み換え作物」の表示をしているのならまだ分からなく無いけど,多分そんなはず無いですよね。
 じゃあ,スーパーとかでは何でこの表示をしているのでしょう。なんだか疑似科学臭さが感じられます。「遺伝子組み換え」を表示するなら「品種改良」「放射線照射」とかも表示してもいいのでは?そんなのより産地や農薬をはっきりしてくれる方が安心します。

名古屋の赤い電車

 「くるり」というグループの歌う「赤い電車」という曲がある。グループの一人が大の鉄道ファンで,赤い電車というのは京急のことを歌っている。赤い電車は独特のモータ音のする電車で,その音が楽曲の中に,詩の中に使われている。ちょっと郷愁を誘う歌詞だ。

 今回は名古屋の赤い電車。名古屋で赤い電車と言ったら名鉄以外にあり得ないと思う。近鉄,東武に次ぐ日本で3番目に大きな私鉄だ。名古屋を中心に名古屋から郊外に行く電車が多い。それゆえ,名古屋に向かう通学,通勤の重要な足だ。最近では中部国際空港ともつながったので,県外でも利用する人が増えたのではないだろうか。私もその一人だが。
 最近では赤い車両も減っているようで,ちょっと寂しい限りだ。警笛の音が独特でこの電車も歌っているようである。

 この鉄道の一番賑わいのある駅が名鉄名古屋駅だろう。名古屋にはJR(東海道新幹線,東海道本線,中央本線,関西線),近鉄,名古屋市営地下鉄(東山線,桜通線)が一カ所に集中しており,そしてこの名鉄もある。名鉄は場所がないのか地下ホームで,それも線路が上下各1本の2本?ほどしかない。名鉄の路線の詳細は忘れたが,名古屋駅を中心に10以上の支線に分かれているので,一つのホームからすごい数の路線に分岐する。

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 上の写真を見てほしいのだが,プラットフォームの上にカラフルな表示板がある。照明のついているところとついてないところがあるのだが,ついているのが次にくる電車。よく電光表示板で,「先発」「次発」などと出るあの表示板のアナログ版だ。
 アナログの表示板には意味がある。次の写真を見てほしい。同じ場所の床を撮ったもの。これまた綺麗に色分けされた,並ぶ位置を示した線だ。この色は上記のアナログの表示板と一致している。
 そう,あまりに行き先が多すぎるので,表示板で扉の位置を示し,色で並ぶ位置を指定するのである。人々は自分の行き先を確かめてそこに並ぶ。ホームでは好き勝手に並んでいるように見える人々もみんな整然に並んでいるのです。
 しばらく,このホームの様子を眺めていると壮観です。次々と人々が所定の位置に並び,電車が10cmほどの精度で間違いなく止まり,人が乗り降りする。そして電車は2分間隔ほどで出入りしています。驚異的で惚れ惚れするほどです。さすが日本。

 youtubeにその様子をとらえた動画がありますので,リンクを張っておきます。

 「赤い電車」と,この下の歌「ありがとさよなら」を聴いて名鉄のことを思い出したので書いてみました。両方とも電車の生音が入っています。

ブルックナーの思いで

 たまたまだろうと思うが,小さい頃からクラシック音楽に興味を持つことが多かった。とはいっても音楽一家でもなければ,家族でコンサートに行ったいるするようなブルジョアな家庭ではなかったので,ラジオから流れてくる曲に興味を持ったりするのがせいぜいだった。だからろくに作曲家も作品の名前も知らず,超有名な曲を知っている程度だった。しかし漠然と聞き心地の良いバロック音楽や,弦楽器の音色は好きだった。

 高校時代は,普通科とともに音楽科のある高校だったので,校舎のどこかしらからピアノの音が聞こえてくる環境であったり,音楽好きも多かったせいか,徐々にクラシック音楽の環境が普通になっていった。当時覚えているのはN先輩がリストのピアノ協奏曲だったと思うが,目の前で弾いているのを見てちょっとしたカルチャーショックだった。

 大学時代に入ると,これもどんなきっかけだったのか忘れてしまったが,別の趣味で良くしてもらっていたYさんが,ブルックナーを薦めてくれた。これまで漠然とクラシックに興味の持っていた状態から,明確に作曲家,作品,指揮者,演奏家を指定して聴くという行為を行った初めてのことだったと思う。そのときの曲が,ブルックナーの交響曲5番,朝比奈隆指揮の新日フィルだった。このCDを手にして,数百回は聞いていると思う。レコードならまさにすり切れている状態じゃないだろうか。これには少し訳があって,同じ指揮,演目で,オケだけが大阪フィルの生演奏を聴くことになっていたからなんだけど。。。その後Yさんとは音信不通だが元気だろうか。
 そんなこんなで,ブルックナーの5番ばっかり聴いていたんだけど,またこれは何という巡り合わせなのか,大学時代のバイト先のTさんが無類のブルックナー好きだった。いわゆるオーディオマニアだったんだと思うけど,ブルックナーマニアでもあったみたいだ。00番から9番まで,どの指揮がよいとか,どこの演奏がいいに始まって,ホールの音響の話や,録音の状態,絶版になったレコードの話など,バイトの合間にすごい勢いで語ってくれた。そのときにおすすめのCDを教えてもらったんだけど,そのメモを引っ越しのと気になくしてしまったのが悔やまれる。

 これ以降,ブルックナーは気になって仕方ない。やはり5番への思い入れは強い。3番も4番も7番も8番も好きなんだけど,5番はいつも気になる。

 つい最近は,会社の同僚のMさんがブルックナーオタクだと言うことが発覚した。意外といるのかなぁ。

暗渠(あんきょ)

 ちょっと前にテレビで暗渠好きのロックミュージシャンが出てくる番組をやっていた。
 暗渠とは,かつて川だったところに蓋をして,川が見えないようにして道路などにしたところを言う。都市の発達とともに,川の存在がじゃまになり,治水や土木技術の発達ともに多くの川が暗渠化されたらしい。
 その番組でも,東京渋谷区生まれのミュージシャンが,自分の生まれ育った街の暗渠を訪ねるという構成だった。あの「春の小川」も渋谷区内にあり今は暗渠化されている。

 話は昔に戻って小学生の頃,引っ越しを経験しているのだが,最初に通っていた小学校は比較的町中にあった。学校までの道のりはアーケードのある商店街を抜けて500メートルほどの距離だったと思う。その丁度中間地点に,江川線という大きな市道があった。片道3車線ぐらいで,交通量も多く,都市を南北に貫く幹線である。当時はなかったのだが,今では高架の高速道路がかけられ,少し離れたところには地下鉄も通っていた。
 小学生の当時,まことしやかな噂が流れた。江川線は昔は江川という川だったというのだ。もちろん川の面影はどこにもなかった。両親に真偽を尋ねたりもしたが,親も昔からそこに住んでいたわけではないので,知る由もなかった。

 番組を見て思い出した。江川は本当にあったのではないだろうか。
 今でも暗渠になってあの江川線の下を流れているのではないだろうか。

 地図で調べると江川線の流れ着く先には港がある。海である。元をたどると市一番の川に突き当たる。本当に江川があるような気がしてきた。

地元

 ちょっと前にも書いた話です。

 先日,出張で生まれ育った地元の地方に行ったのですが,10年以上離れていても全然違和感はありませんでした。なんかしっくりくるというか,落ち着きます。比較的都会に生まれ育ったせいか,都会にの中にいると心が落ち着きます。変な話ですが,高層建築やら,地下街,雑踏,急ぎ足で歩く人たちは私の中では普通の光景で安心できます。田園風景や,山,海,草原といった風景は,綺麗は綺麗なのですが,落ち着くという感覚とは違います。自然の中に放り出されると,あくまでお客さんで,いつか都会に帰るという感覚です。

 そんなわけで,今住んでいるところは,一地方都市で都会ではないので,微妙に違和感を覚えます。これは,地域性の違いもあるかもしれません。

 私の生まれ育った地元は,「三大ブスの名産地」などというありがたくない称号を得ています。そうなのかぁ,ぐらいの感想だったのですが,いざしばらく地元を離れて,あらためて人を見てみると・・・何と言うことでしょう。みんな美人に見えます。目が腐ってしまったのでしょうか。それとも,その場所に住んでいたので美的センスが固定化されてしまっているのでしょうか。こういうのは意外と当てにならないのかもしれません。

中部国際空港のラウンジ

 中部国際空港の国内線のエアラインラウンジはANAとJALの共同で運営されている。
 このラウンジがイケていない。飲み物の種類も少なければ,おつまみもしょぼい。おまけにおしぼり一つおいていない。席の数も少ないので人であふれかえっているし。

 きっとTOYOTAのカードラウンジは立派なんだろうな。やっぱトヨタあっての中部空港ですしね。

 でもねぇ。名古屋の玄関口ですしもう少し立派なラウンジがあってもいいんじゃないかな。あ,玄関は玄関でもラウンジは入り口じゃなくて出口ですね。

計算尺

 計算尺というものがある。
 詳しい説明はとても長くなるのだが,主に科学技術計算などをするために使われてきた,手動の計算機である。対数目盛がふってある定規を二つ重ねたような形をしていて,この定規をスライドさせてかけ算割り算から,三角関数,2乗3乗,指数関数などの計算ができる。足し算引き算はできない(対数を使えばできないこともないが,,,)。メモリを目で読み取るので,有効桁数はせいぜい3桁だが,定規をスライドさせるだけで上記の計算ができるのだからすごい。詳しくは以下のサイトを見て欲しい。
http://www.pi-sliderule.net/

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で,この計算尺なのだが,直線上のものと円形のものがある。
 私が始めて計算尺に出会ったのが中学生の時。かなり年を召した数学の先生が,クラブ活動として計算尺を教えていた。クラブ活動といっても授業の一環で,時間割に含まれるクラブ活動だった。まぁ,そのクラブは非常に人気が無く,何故かそのクラブに入ったのだった。
 このとき出会った計算尺が直線上のもの。20?30cmほどの長さで,ヘンミというメーカのものだったと思う。20年ほど前の1980年代でも使い古された目盛りの半分消えかかっているようなシロモノだった。スライドがスムーズでなく扱いに苦労したのを覚えている。

 それから月日は流れ,20世紀も終わろうという頃。思わぬところで計算尺を見つけることになる。トム・ハンクス主演の「アポロ13」という映画があった。この映画のほんのワンシーンに計算尺が現れる。
 映画の内容は月に行くアポロ宇宙船で事故があり,月にはいけなくなるどころか,無事に帰還できるかもどうか判らない。そんな状態の中で,クルーやスタッフが懸命に難局を乗り越えるという,事実なんだけど,非常にアメリカ人が喜びそうなストーリーである。
 その事故が起こったさなかにエンジニアが必至になって計算しているシーンで使われているのが計算尺である。舞台となった1960年代のアメリカは,コンピュータこそあったものの,今のように気軽に使えるものではなかった。この頃に関数電卓があったかどうかも判らない。
 ちょっと感慨深かった。計算尺で月にいけるんだ。そんな感想を持った。

 それから暫く計算尺が気になって仕方がなかった。
 そんなときに,街中で計算尺を見つける機会が巡ってきた。見つけたのは名古屋栄の丸善。なんとその計算尺は丸かった。もちろん内容に違いはない。きちんと計算もできるし,私が中学生の時に触った計算尺よりもスムーズに動く。でも何か違うような気がした。
 それからことある毎に,文房具屋では計算尺がないか気になっていた。次に計算尺を見つけるのは銀座にある伊東屋。この文房具屋はビルまるごと文房具屋で,大半の文房具が見つかる。そこにあったのはやはり円形の計算尺だった。店員に聞いてみると円形の計算尺はコンサイスというメーカで,かつて主流だった直線型の計算尺を作っていたヘンミは計算尺事業から撤退したらしい。
 http://www.concise.co.jp/index.html
 別にこのメーカが嫌いなわけではないが,なんか円形には違和感があった。でも,下手するとそのうち計算尺は絶滅してしまうかもしれないと思い,買うことにした。こうして円形計算尺は手に入れた。

 その後も直線計算尺探しは行っているが,見つかってはいない。この間も名古屋の伊勢丹に入っている東急ハンズにはコンサイスの円形計算尺が置いてあった。

 もう直線型の計算尺は見つからない気がする。

浜松

今,浜松に来ています。
東京から新幹線で移動しました。晴れているので富士山がきれいに見えるのではないかと期待したのですが,反対側の席しか空いていませんでしたので,見えたかどうか不明です。
浜松の駅に降り立って感じるは,何故か判らない懐かしさ。浜松なんて何度も来た訳じゃありません。でも懐かしさを感じるのは,生まれ育った東海地方の香りを感じるからでしょうか。町並みや空の高さや人々のことばのイントネーションや,そういうものを微妙に感じ取っているのかもしれません。
明日は名古屋に向けて移動です。余計に懐かしさを感じることでしょう。

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