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★参考文献
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英国での時間も終わりに近づき,帰国を翌日に控えた5月25日日曜日,私達はみゅうのツアーでコッツウォルズを巡ることになっていた。
コッツウォルズは,「羊小屋のある丘」を意味する古英語で,その名の如く古くから羊毛の産地として栄えてきた丘陵地帯だ。イングランドの中央部に位置し,グロスターシャー州,サマセット州,オックスフォードシャー州,ウィルトシャー州,ウォリックシャー州,ウスターシャー州にまたがっている。
ライムストーン(Limestone)という蜂蜜色の石灰岩でできた昔ながらの家々が独特の景観を作っていることから,昨今は古いイングランドの風景を見られる町として観光地になっており,ロンドンからツアーが沢山でているのだ。
勿論コッツウォルズはロンドンではないのだが,ロンドン発着のツアーで出かけた半日の旅であったことから,ここではロンドン旅行記に含めさせていただくことにした。
集合はヴィクトリア駅の「みゅうインフォーメーションセンター」に朝8時。
私達は5時45分に起床し,マーブル・アーチのホテルを7時15分に出発した。あいにくの雨で,天気予報は「heavy rain」を繰り返す。午後になると多少天気が持ち直すというが,予報通りかなりしっかりとした雨だ。おまけに寒い! 昨日までの暑いくらいの気温はどこへいったのか,同じ季節の同じ場所とは思えない違いだ。ロンドンでこれでは,コッツウォルズはかなり寒いに違いない!
観光初日に一度訪れたヴィクトリア駅に降り立ち,少々歩いて「みゅうインフォーメーションセンター」に到着したのは7時45分くらい。受付を済ませるとしばらく周辺を散策して時間をつぶし(日曜日早朝のヴィクトリア駅),その後,みゅうインフォーメーションセンター内で様々なツアーのパンフレットなどを見て出発を待つ。道路の名前を詳細に記した非常に有用なロンドンの地図(London City map & Tours)が無料でおいてあったのだが,初日に来たときに見つけてもらっておかなかったのは失敗だった!
参加者の中に子供がいたため,ツアー同行のMさんはバスにチャイルドシートをつけたりして忙しそうだ。予定時刻の8時15分を少々遅れてようやくバスに案内してもらった。
本日のツアー参加者は14名。バスはミニバスで,参加者+Mさん&運転手のDesさん,合計16名での出発となった。
※写真をクリックすると解像度の高い写真の全体像が見られます。一部のサムネイルは切り取ってあります。
Victoria Station Panasonic LUMIX DMC-FX33
Nikon D200 | ||
ヴィクトリア駅を出たバスは,バッキンガム・パレス・ガーデンズの横を通り,ハイドパーク・コーナーからパーク・レーンに入り,2日前の朝にバスの動画を撮ったマーブル・アーチ前のカンバーランド・ゲート(Cumberland Gate)を使ってエッジウェア・ロードへ抜け,高速道路へ向かった。
同行のMさんは国家試験を受けたガイドではないけど本日は頑張らせていただきますと自己紹介をし,途中ずっと案内ををしてくれた。ハイドパークで散っていた花の木はマロニエらしい。
transitional process on the way toward Burford Panasonic LUMIX DMC-FX33
Nikon D200 | ||
バスはオックスフォードで高速道路を下り,一般道でさらに西へ向かった。
雨は激しくなるばかり。コッツウォルズへ近づいても全く弱まる気配はない。
運転手さんの希望で最初の目的地はバイブリーではなくバーフォードになったのだったが,バーフォードでバスを降りたときは,ほぼ土砂降りと言ってよい激しい降り方だった。
外部リンク
・コッツウォルズ - Wikipedia
・みゅう(MIKI TRAVEL)