6月の星空
地名 | 食開始 | 食最大(食分) | 食終わり |
札幌 | 07:01 | 7:54 (0.335) | 08:52 |
秋田 | 06:52 | 7:47 (0.382) | 08:48 |
東京 | 06:42 | 7:40 (0.455) | 08:45 |
静岡 | 06:40 | 7:38 (0.451) | 08:42 |
名古屋 | 06:41 | 7:37 (0.429) | 08:39 |
京都 | 06:41 | 7:36 (0.417) | 08:37 |
福岡 | 06:41 | 7:32 (0.378) | 08:28 |
那覇 | 06:26 | 7:20 (0.488) | 08:19 |
4月から5月にかけて見られた夕刻の惑星大集合は地平線に近づきながらもまだ観測可能で,4日の3時には,金星が木星の北1度39分を通過します。
8日に衝を迎える冥王星は,小望遠鏡では難しい14等。それでも暗い冥王星としては観望好期なので,大きな望遠鏡を設置した公共天文台などへ行って,見せてもらってはいかがでしょうか。
11日朝の部分日食は日本全国で見られ,日食の中心帯が通る太平洋上では金環食となります。各地での食の時刻や食分を,右の表に示しました。食の中心帯が日本列島と平行に近い形で通るため,日本各地での食の深さはほぼ同じくらいになっています。
16日極大のこと座β流星群は,通常,2個/1時間程度の出現ですが,1966年には突発的に多数の流星が見られました。今年は月の条件もよいので,気をつけてみましょう。
28日のポン・ウィンネッケ流星群は,1998年に突然的に多数の流星が流れて騒がれましたが,今年は残念ながら条件が悪く,梅雨の最中でもあり観測は難しいかもしれません。
午後8時(20時)に南中を迎える,観察しやすい星座たちです。
【上旬】 おとめ座 ・ ケンタウルス座 ・ りょうけん座
【中旬】
【下旬】 うしかい座 ・ コンパス座(☆)
☆印の星座は南天の星座のため,日本からは見えません。
【球状星団】 M3 (りょうけん座), NGC5139 (ω星団,ケンタウルス座)
【銀河(系外星雲)】 M81・M82 (おおぐま座), M51 (子もち星雲,りょうけん座), かみのけ座〜おとめ座銀河群
惑星用語の説明はこちら。
日 | 曜 | 月 | 天文現象 |
3 | 月 | 下弦:09時05分 | |
4 | 火 | 金星(-4.0等)と木星(-1.9等)が接近。 | |
6 | 木 | 芒種:太陽の黄経が75度になる。 | |
8 | 土 | 冥王星が衝(14等,へびつかい座) | |
11 | 火 | 新月:08時47分 入梅:太陽の黄経が 80度になる。 部分日食:東京食開始06:42,東京食終わり08:45 | |
16 | 日 | こと座β流星群が極大 | |
18 | 火 | 上弦:09時29分 | |
21 | 金 | 夏至:太陽の黄経が 90度になる。 水星が西方最大離角(+0.6等,離角22度44分) | |
25 | 火 | 満月:06時42分(半影月食) | |
28 | 金 | ポン・ウインネッケ流星群が極大:01時 |