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夏休みで星を見る機会が多くなる8月は,1日〜7日までスター・ウィークで,各地で星を見るイベントが開かれます。地域の情報などに注意しましょう。(スター・ウィークのホームページ)
毎年お盆休みの頃に見ごろとなるペルセウス座流星群は13日朝に極大を迎えますが,今年は満月を過ぎた月が明るく輝いており観察条件はよくありません。
ペルセウス座流星群は,月がない好条件のもと,多い年では1時間に60個くらいの流星が期待できます。今年は月明かりがありますが,明るい流星なら見られます。流れ星を観察するときは,できるだけ空が暗い場所で,寝転がって空全体が見られるようにしましょう。観測を計画しておられる方は,流れ星を見てみよう のページを参考にしてください。
20日に,おうし座 の4.3等星が月齢23.9の月の表面の凹凸を通っていく限界線星食(北限界)が岩手県中部から秋田県南部を結ぶ線上で見られます。この線より北では星は隠されず,この線より南では星が月に隠される星食となります。
30日にはみずがめ座 で海王星が衝を迎え,観望好期となります。海王星を捜すのは初心者には難しいですが,小望遠鏡で拡大すると,小さな小さな円盤状に見ることができます。公共の天文台の観望会などへ出かけると,見せてもらえるかもしれません。
午後8時(20時)に南中を迎える,観察しやすい星座たちです。
【上旬】 へびつかい座 ・ ヘルクレス座 ・ りゅう座 ・ さいだん座(☆)
【中旬】 へび座(尾部)
【下旬】 こと座 ・ たて座 ・ みなみのかんむり座
☆印の星座は南天の星座のため,日本からは見えません。
【惑星状星雲】 M57 (環状星雲,こと座), M27 (あれい状星雲,こぎつね座)
【散光星雲】 M8 (干潟星雲,いて座), M17 (ω星雲,馬蹄型星雲,いて座), M20 (三裂星雲,いて座), 他,天の川に多数
【散開星団】 M21・M23・M24・M25 (いて座), M6・M7 (さそり座), 他,天の川に多数
【球状星団】 M4・M80 (さそり座), M10・M12 (へびつかい座), M13・M92 (ヘルクレス座), M56 (こと座)
【銀河(系外星雲)】 M51 (子もち星雲,りょうけん座), M101 (おおぐま座)
日 | 曜 | 月 | 天文現象 |
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2 | 土 | 旧七夕 | |
3 | 日 | 水星が木星の北0°58' アルゴル極小:18時3分 | |
4 | 月 | 上弦:9時50分 | |
5 | 火 | 土星が東矩:9時41分 | |
7 | 木 | 立秋:23時2分。太陽の黄経が 135度になる。立秋以降は残暑見舞い。 | |
8 | 金 | 水星が外合:13時43f分 | |
10 | 日 | きりん座 T(周期373日,変光範囲7.3等-14.4等)が極大光度 | |
11 | 月 | 満月:3時9分 月が最近:2時43分(視直径33分28秒) | |
12 | 火 | へび座 R(周期356日,変光範囲5.1等-14.4等)が極大光度 | |
13 | 水 | ペルセウス座流星群が極大:9時(条件最悪) | |
14 | 木 | かみのけ座 R(周期363日,変光範囲7.1等-14.6等)が極大光度 | |
17 | 日 | 下弦:21時26分 | |
18 | 月 | アルゴル極小:2時6分 金星が木星の北0°12' はくちょう座κ流星群が極大(条件悪) | |
20 | 水 | おうし座 119(4.3等)の限界線星食(北限界):4時13分(秋田・岩手) アルゴル極小:22時55分 | |
23 | 土 | 処暑:13時46分。太陽の黄経が 150度になる。 | |
24 | 日 | 月が最遠:15時9分(視直径29分23秒) | |
25 | 月 | 新月:23時13分 | |
27 | 水 | 火星が土星の南3°34' | |
28 | 木 | C/2012 K1 PANSTARRS彗星が近日点通過 289P/ブロンパン彗星が近日点を通過 | |
30 | 土 | 海王星が衝:6時45分(+7.8等,みずがめ座,視直径2秒4) |