☆2015年8月の星空

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2015年8月の星空情報

 夏休みで星を見る機会が多くなる8月は,1日〜7日までスター・ウィークで,各地で星を見るイベントが開かれます。地域の情報などに注意しましょう。(スター・ウィークのホームページ

 毎年お盆休みの頃に見ごろとなるペルセウス座流星群は13日に極大を迎えます。今年は新月前で月明かりもなく観察条件は最高です。
 ペルセウス座流星群は,月がない好条件のもと,多い年では1時間に60個くらいの流星が期待できます。流れ星を観察するときは,できるだけ空が暗い場所で,寝転がって空全体が見られるようにしましょう。観測を計画しておられる方は,流れ星を見てみよう のページを参考にしてください。


南中する星座 (夏の星座夏の全天星図

 午後8時(20時)に南中を迎える,観察しやすい星座たちです。

 【上旬】 へびつかい座ヘルクレス座りゅう座 ・ さいだん座(☆)
 【中旬】 へび座(尾部)
 【下旬】 こと座たて座みなみのかんむり座

 ☆印の星座は南天の星座のため,日本からは見えません。

見やすい星雲星団 (星雲星団を見よう星雲星団一覧表

 【惑星状星雲】 M57 (環状星雲,こと座), M27 (あれい状星雲,こぎつね座)
 【散光星雲】 M8 (干潟星雲,いて座), M17 (ω星雲,馬蹄型星雲,いて座), M20 (三裂星雲,いて座), 他,天の川に多数
 【散開星団】 M21・M23・M24・M25 (いて座), M6・M7 (さそり座), 他,天の川に多数
 【球状星団】 M4・M80 (さそり座), M10・M12 (へびつかい座), M13・M92 (ヘルクレス座), M56 (こと座)
 【銀河(系外星雲)】 M51 (子もち星雲,りょうけん座), M101 (おおぐま座)


惑星用語の説明月の形の変化について

天文現象
1
金星が木星の南6°59′
2
月が最近:2時43分(視直径32分59秒)
はくちょう座 R(周期426日,変光範囲6.1等-14.4等)が極大光度
7下弦の月のイメージ下弦:11時3分
8
立秋:5時1分。太陽の黄経が 135度になる。立秋以降は残暑見舞い。
12
かみのけ座 R(周期363日,変光範囲7.1等-14.6等)が極大光度
13
ペルセウス座流星群が極大:15時(条件最良)
14新月のイメージ金星が内合:12時53分
新月:23時53分
17
土星が東矩:23時27分
18
月が最遠:11時38分(視直径29分26秒)
はくちょう座κ流星群が極大(条件最良)
20
旧七夕
アルゴル極小:2時38分
22
アルゴル極小:23時27分
23上弦の月のイメージ上弦:4時31分
処暑:19時37分。太陽の黄経が 150度になる。
25
141P/マックホルツ第2彗星が近日点を通過
27
木星が:17時56分
28
へびつかい座 R(周期307日,変光範囲7.0等-13.8等)が極大光度
29
火星が金星の北9°25′
30満月満月:3時35分
31
月が最近:0時21分(視直径33分20秒)

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