けいおんとか荒川とか徒然つれづれ

 ようやく録画してあった『けいおん!』第2期を番外編まで見終わった。

 もちろん面白いと思う、思うよ。楽しんだし、だから録画して最後まで見たわけ。
 だが、だが…正直言って何でこんなに大人気なのか、私には理解できなかった。テーマ曲は数々のJポップを抑えてオリコンデイリー1位を獲得するわ、劇場化決定するわ、楽器が売れまくるわ、ほんと数え上げればキリがない人気ぶり。アキバへいけば『リリカルなのは』すっげー人気だなぁと思うが、なのはは何となくオタクの間で人気、だけど『けいおん!』はオタクじゃない人にまで大人気って感じ。まったーりした女子高校生の日常といえば『「らき☆すた』を思い浮かべるが、あれ以上?

 いや、ほんと『「けいおん!』が悪いと言ってるわけではない、でも、あえてどちらが好きかと聞かれたら私は迷うことなく『らき☆すた』とか『なのは』だし、テーマ曲だったら、同じ京アニの『涼宮ハルヒの憂鬱』のオープニングとエンディングは非常に印象的で頭の中がこれに染まってしまうほどだったが、『けいおん!』はそこまで心にぐっとこなかった。まぁたまたま感性がぴったしじゃなかっただけのことだが、ほんとここまで大人気な理由が私にはわからなかったなぁと。
 でもあずにゃん飾って毎日愛でているので、『けいおん!』ファンの皆様怒らないでね。あずにゃんかわいいよあずにゃん。そうか、私はどうも唯が好きになれなかったので、『けいおん!』に引き込まれなかったのかな。

あずにゃん

 印象的といえば、ここ最近見た中では『荒川アンダー ザ ブリッジ』が最高、『さよなら絶望先生』以来の気になる作品だったかもしれない。何もかもめちゃくちゃだしキモいキャラ?は出てくるし、もう何なのよと思いつつ目が離せない、病みつきになってしまった。
 テーマ曲もすごい。《ヴィーナスとジーザス》って、この二つの名前を並列に歌いあげるなぞ、時と場所によっては原理主義者に命を狙われそうな気がしてしまうのだが、さすが自由の国ニッポンだ。第2期制作が決定したようなので、このアニメはかなり人気だったのだろう。同じく同時期にかなり人気に見えた『WORKING!!』は第2期決定してないしね。

 10月開始のアニメがぼちぼち始まっているが、兎にも角にもトルネで予約者数が多いのを尽く予約。どれだけ見る時間があるかは不明だが、とりあえず『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』は見なくちゃね?

 今月は予約してある『アベノ橋魔法☆商店街 Blu-rayBOX』が届くし楽しみなのだ。今となっては古いアニメになっちゃったけど、これは楽しいよ。あるみちゃんの大阪弁が小気味良いし、ハチャメチャだけど意味があるし、ちょっと胸がキュンとしたり、懐かしくなる風景なんかも出てくるし。私の中では『攻殻機動隊』シリーズに並ぶ名作。
 ファンが多いジプリのアニメはどれもこれも説教臭い気がしていまいち苦手だが、GAINAX関係はだいたいけっこう好き。『王立宇宙軍〜オネアミスの翼』もいいよ、必ず『ライトスタッフ』が見たくなっちゃって時間が要って困るのだけどね。
 あぁ色々見たいなぁ。時間がないなぁ。時間欲しいなぁ。