OpenBlocksのA7はSSDなしの運用も可能で、部品点数を出来る限り限り減らして故障の可能性を低くすることが可能。もちろん内蔵メモリだけで運用することになり、とても貧弱。なんと384MBしかない。GBの間違いじゃなくMBなのだ。
DNSだけやらせるとか、DHCPサーバだけやらせるといった目的には何の問題の内容量だけど、ある日いつもどおりaptitudeを使ってアップデートしようとしたらタイトルの通りkernel-imageがアップデートできなくなってしまった。
apitude update
aptitude safe-upgrade
これがいつものコマンドなのだが、容量が足りませんと言って何一つアップデート出来ない。しかたがないので、全てをアップデートするのではなく、aptitude safe-upgradeで、今からップデートするけどいい?、と聞かれた時に No と答えて、手動でインストール。
aptitude install hogehoge
kernel-image以外はそれほど大きくないので、難なくインストールできるのだけれど、kernel-imageだけで46MBなのに、残りは27MBしか空いていない。詰んだか。
実はreboot直後は147MBほど空いているのだが、aptitude updateしたあとで、残りが30MBほどになってしまうようだ。となると、aptitude update後のDBが膨れているようなので、/etc/apt/source.listを削ることにしました。
kernel-imegeはおそらくOpenBlocks専用だろうと予想を立てて、source.list内の
deb http://ftp.plathome.co.jp/pub/OBSA7/debian/wheezy ./
これ以外を全てコメントアウトして、aptitude updateしたら見事空き容量を確保出来ました。
めでたしめでたし。