★参考文献
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イギリスで是非とも訪問しておきたかったのは,経度の基点たるグリニッジ天文台だった。グリニッジはロンドン郊外のテムズ川下流に位置し,鉄道や地下鉄,そしてバス,幾通りもの交通機関で行くことができる。
でも,今回私たちが選んだのはリバーボートだった。ウエストミンスターからリバーボートに乗れば,ロンドンの主たる観光地を船の上からゆっくり見物しながら移動することができる。少々時間はかかるものの,観光っぽくて楽しそうだ。予定していた初日は幸いにして天気も上々,船旅日和に恵まれた。
ウエストミンスターからグリニッジ行きの船は,ウエストミンスター・ピアから30分おきに,毎正時と30分に出ている。ウエストミンスター寺院の観光を終えたのが14時40分だったので,15時の船のチケットを買うべく,私たちはピアへ急いだ。
グリニッジまで片道約1時間,天文台の開館時間は17時まで,入場は16時半まで。何とかギリギリで観光できる計算だった。慌ただしいが,ロンドンでの時間はたったの4日,しかも最後の1日は予定が決まっている。無駄なく動き,出来る限り希望の場所を訪問したかった。
ウエストミンスター・ブリッジ(Westminster Bridge)の袂にあるウエストミンスター・ピアは,振り返って上を見上げればビッグベン,対岸にはBAロンドンアイやロンドン水族館が見えており,絶好のロケーションだ。おかげで観光客がいっぱい。少々混雑していた。
私たちがピアに到着したのは14時50分だったが,チケット売り場には,短い行列ができている。15時の船に間に合うかどうか心配しながら並んだが,行列は順調に進み,無事に予定していた15時の船のチケットを買うことができた。
青い看板に「1/3 OFF MOST PRICES FOR HOLDERS OF TRAVEL CARD OR OYSTER CARD, LOADED WITH A VALID TRAVEL CARD」と書かれており,オイスターカードを持っていた私たちはチケットを割引料金で購入。ウエストミンスターからグリニッジは通常大人£7.50だが,£5で済んだ。勿論クレジットカードが使え,手続きは迅速だ。
残念ながら,チケットは船に乗るときに回収されてしまい,時間ぎりぎりで急いでいたため撮影する暇はなかった。
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Westminster Millennium Pier Panasonic LUMIX DMC-FX33
Nikon D200 Fujifilm FinePix S2 Pro | ||
船は小さいながらも美しく,意外にすいていた。
日焼けが心配だったものの,風に当たって風景を眺めたかったのでキャビンの後部から甲板へ上がり,甲板の最後尾の席を確保。なかなか開放感があり気持ちよい。ロンドンアイとビッグベンに囲まれて,どちらを向いてもロンドンという感じ。何を写真に撮ったらよいのか悩むほど贅沢な風景だ。
リバーボートはほぼ定刻通りに出発し,隣の席にはヨーロッパのどこかの国(ドイツかチェコ?)から観光に訪れたと思われる子供が二人やってきた。
リバーボートが動き出すと,ウエストミンスター・ブリッジの袂に立つ女王ボーディシアの銅像とその向こうのウエストミンスター宮殿の全景が,ピアの後ろから顔を出す。ウエストミンスター・ブリッジの上にはロンドン・バスが何台も走っており,バスの赤い色が楽しげだ。
BAロンドンアイとその畔にあるウォータールー・ミレニアム・ピアの前を通り過ぎ,ビッグベンはあっという間に小さくなっていく。
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From Westminster Bridge to Hungerford Bridge (1) Fujifilm FinePix S2 Pro
Nikon D200 | ||
やがて北岸のビクトリア堤防に金色に輝く天使の像が見えてきた。背景の建物は国防省で,この像は空軍のメモリアル(Royal Air Force Memorial)である。
それを過ぎると北岸に2艘の船が停泊しているが,これはタターシャル・キャッスル号とヒスパニョーラ号で,両方ともパブ・レストランとして常時ここで営業しているものだ。楽しそうだが行ってみる機会はあるだろうか?
From Westminster Bridge to Hungerford Bridge (2) Fujifilm FinePix S2 Pro
Nikon D200 | ||
ヒスパニョーラ号を過ぎると,最初の橋ハンガーフォード・ブリッジで,人と車が渡る橋と鉄道が渡る橋が並んで架かっている。ハンガーフォード・ブリッジの北岸にはチャリング・クロス駅,南岸にはウォータールー駅があるのだ。ウォータールー駅は,フランス行きのユーロスターが発着する交通の要所で,蛇足ながらつけ足すと,「ウォータールー」は英国がオランダ及びプロイセン軍と共にナポレオン軍を破った戦いの地「ワーテルロー」の英語読みである。
まず歩行者と車専用のハンガーフォード・ブリッジをくぐり,続いて鉄道の橋をくぐる。すると,南岸にロンドン・フィルの本拠地ロイヤル・フェスティバル・ホール(Royal Festival Hall)と,その前のフェスティバル・ピア(Festival Pier)が見えてくる。最終日の夜,コンサートを聞きに来ることになっている場所だ。多分,川から見るのと地上から行くのとでは全く違って見えるのだろう。
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From Hungerford Bridge to Waterloo Bridge Nikon D200
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北岸のビクトリア・エンバンクメント・ガーデンズの前には,「クレオパトラの針」(Cleopatra's Needle)と呼ばれる黒いスフィンクスに囲まれたオベリスク(古代エジプトで神殿の前に建てた先の尖った四角柱)が,水面ギリギリのところに立っている。
この高さ20mのモニュメントは紀元前1475年に刻まれたもので,エジプトの砂漠に倒れていたものが1878年にロンドンへ運ばれ,ロンドンで最も古いモニュメントとしてここに設置されたものだという。
ハンガーフォード・ブリッジと次のウォータールー・ブリッジは,丁度テムズ川が南北から東西へと方向を変える部分に架かっており,二つの橋の間の距離はとても短い。
蛇行の内側に当たる南東の岸にはロイヤル・フェスティバル・ホールとクイーン・エリザベス・ホールがあるだけ,外側に当たる北西の岸はずっと木が生い茂ったヴィクトリア・エンバンクメント・ガーデンになっており,クレオパトラの針とテムズ川に浮かぶクィーン・メアリー号(パブ)を過ぎると,すぐにウォータールー・ブリッジをくぐる。
そして
このウォータールー・ブリッジを越えると,東西へまっすぐ延びるテムズ川沿いにシティの風景が広がり,ガイドブックでお馴染みな有名どころの建造物が次々と見えてくる。
ウォータールー・ブリッジをくぐると,橋のすぐ隣の北岸にウィリアム・チェンバーズの美しい設計で知られるサマセット・ハウスがあるのだが,行く手に見えるセント・ポール大聖堂のドームに目を奪われていた私は,サマセット・ハウスを意識し,写真を撮ることを忘れてしまった。この後この周辺を訪れることはなかっため,前を通りながら,サマセット・ハウスの写真は一枚もないということになってしまった。
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この区間の北岸には2艘の船が常時停泊していて,進行方向手前がウェリントン号(HQS Wellington),次がプレジデント号(H.M.S.President)。上の写真はプレジデント号である。
プレジデント号を過ぎると,ブラックフライアーズ・ブリッジの手前にブラックフライアーズ・ミレニアム・ピア(Blackfriars Millennium Pier)があり,橋に差し掛かる。ブラックフライアーズ・ブリッジは赤白の模様が美しい橋で,隣接して鉄道の陸橋も架かっている。
ブラックフライアーズ・ブリッジと隣接する鉄道の陸橋をくぐると,北岸ではいよいよセント・ポール大聖堂が大きくなり,南岸には特徴あるテート・モダンが現れる。
テート・モダン(Tate Modern)は,ロンドンアイの建設や市庁舎の移転などと共にバンクサイド(テムズ川南側)の再開発を目的としたミレニアム事業の一環として,発電所を改築して2000年にオープンした近年注目の美術館である。設計はスイス人建築家ジャック・ヘルツォーグとピエール・ド・ミューロンで,テムズ川にそびえる巨大な煙突が発電所の名残をとどめながら,ガラス張りのモダンなデザインが併用されており,中を見ずとも建物だけでも見るべしと,多くのガイドブックに紹介されている。
勿論中の美術コレクションも壮大なもので,20世紀のモダンアートや最先端の実験アートがテーマ別に並べられ,従来の美術館とは一線を画す展示となっているらしい。
できればテート・モダン周辺を散歩するだけでも行ってみたかったが時間が無く,この日テムズ川から眺めた姿が私の記憶に残る唯一のテート・モダンとなってしまった。噂に違うことなくインパクトのある建物だったことだけは間違いない。
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From Blackfrairs Bridge to Millennium Bridge Panasonic LUMIX DMC-FX33
Nikon D200 | ||
テート・モダンの前には細い吊り橋がかかっており,多くの人が歩いている。サザーク(Southwark=テムズ川の南側)とシティを結ぶ歩道橋ミレニアム・ブリッジ(Millennium Bridge)で,やはりミレニアム事業で作られている。但し,2000年6月に一旦開通したものの,横揺れが酷かったため閉鎖され,2002年にようやく再開通したという経緯を持っている。
テート・モダンからセント・ポール大聖堂へ向かって真っ直ぐに延びるこの橋は,ロンドンの新旧を繋ぐ橋でもあり,できれば渡ってみたいと思っていた。けれど,ここで間近に見られて幸い,この後近くを通る機会すらなかったのだった。
リバーボートはミレニアム・ブリッジを後にし,サザーク・ブリッジと進む。この間の距離も短く,南岸にはバンクサイド・ピア(Bankside Pier)があるのみ。北岸には,すぐに二対の塔が特徴のサザーク・ブリッジが見えてくる。
サザーク・ブリッジの北側には鉄道と地下鉄の複合駅であるキャノン・ストリート駅があり,鉄道の橋が隣接して架かっている。この駅はシティ・オブ・ロンドンの南端にあたり,ハンザ同盟の英国基地の跡地なのだそうだ。ロンドンは,実に歴とした港町なのだ。
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From Millennium Bridge to Southwark Bridge Nikon D200
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サザーク・ブリッジをくぐり鉄道の橋をくぐる前のほんの短い南岸に,小さなドッグがあって,帆船が係留していた。
エリザベス1世時代の16世紀,海賊キャプテン・ドレークに操られ世界の海を駆け抜けた帆船ゴールデン・ハインデ号のレプリカだそうだ。ゴールデン・ハインデ号の周囲では,人々がゆったりと寛いでいた。こんなところにも港町ロンドンの風情が漂っている。
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From Southwark Bridge to London Bridge Nikon D200
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ゴールデン・ハインデ号を過ぎると,すぐにロンドン・ブリッジをくぐる。
ロンドン・ブリッジ,そう,マザーグースで有名な,かの橋だ。
流れの速いテムズ川に架橋するのがどれほど難しい事だったのか,多くの橋が架かる21世紀のテムズを見ながら想像するのは難しい。しかし,まるで一つの街のように絢爛な建物が建ち並んだ美しい中世のロンドン橋は,川の流れに屈し,テムズの藻屑となって流れ去ったのだ。
ロンドン橋を渡る時とくぐる時だけは,歌いたくない歌かもしれない。
豪華絢爛だった日々は今や昔,現代のロンドン橋は最も何の変哲もない石橋で,橋桁に書かれた「LONDON BRIDGE」の文字だけが,歌に刻まれた昔を偲ぶモニュメントになっているようだった。
ロンドン橋から次のタワー・ブリッジまでは少し距離がある。
ロンドン・ブリッジ・シティ・ピア(London Bridge City Pier)の前を通り過ぎる時,比較的大きな客船,シルバー・ウィンド号とすれ違い,リバーボートの観光客たちがちょっと沸き立った。
リバーボートの上では周囲の建物や橋などを解説するアナウンスが流れており,乗客のほぼ100%が観光客なのだった。
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From London Bridge to Tower Bridge Nikon D200
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リバーボートの南側を上っていった客船に気を取られていたが,テムズの北岸には「ガーキン」(ピクルスの意)の愛称で親しまれるスイス・リ本社ビルやロンドン塔が見え始め,行く手にはロンドンのシンボル,タワーブリッジの壮麗な姿が横たわっている。テムズ川の旅はハイライトを迎えようとしていた。
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From Millennium Bridge to Southwark Bridge Nikon D200
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弾丸の形をしたガーキン,スイス・リ本社ビルは,右の写真の半ドーム形をしたシティ・ホールと同じくノーマン・フォスターの設計で,2004年に完成したばかり。無柱化を実現した斬新なビルで,省エネにも優れているそうだが,とにかく目立つ。視界に入っているだけで気になってたまらない建物だ。
南岸のシティ・ホールはミレニアム事業で2002年に完成したもので,建物自体は小振りだが,川沿いで光を浴びて輝き,よく目立つ。ロンドンには面白い建物がいっぱいで,川を下っているだけで建築ウォッチングという感じだ。
タワー・ブリッジの手前のロンドン塔(Tower of London)は,言わずと知れたシティ城壁跡。4本の塔が特徴で,牢獄に使われ,処刑が行われ,数々の重く暗い歴史を背負いながらロンドン屈指の観光地として栄えている塔だ。
南側のランタン・タワー(Lanthorn Tower)が工事中で,少々景観を損なっていたことが残念だった。
ロンドン塔の横を過ぎると,いよいよ船の旅のハイライト,タワー・ブリッジが目の前に迫っている。
この橋が完成したのは1894年。往来する船の大型化につれて跳ね橋が必要となり,8年の歳月をかけて建設されたのだった。完成当時は日に50回も橋が上がっていたという。南塔にはヴィクトリア時代の巨大な水圧式エンジンが,使われていない今も,元気な状態で保存されているそうだ。
我々の小さなリバーボートは難なく下をくぐってしまうが,タワー・ブリッジのホームページには,跳ね橋が上がる時間が記されている。後日,ここには必ず来よう。そう決心しながら19世紀の優雅な橋の姿を沢山カメラに収めて残した。
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Tower Bridge (1) Nikon D200
Fujifilm FinePix S2 Pro | ||
タワー・ブリッジをくぐるとすぐに,北岸にセント・キャサリン・ドッグス(St. Katharine Docks)とセント・キャサリンズ・ピア(St.Katharine's Pier)が見える。このあたりはドッグズランズ再開発計画によりお洒落に一新され,レストランが建ち並んでいるらしいが,遠目にも少し華やいで見える。
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Tower Bridge (2) Panasonic LUMIX DMC-FX33
Fujifilm FinePix S2 Pro Nikon D200 | ||
タワー・ブリッジを過ぎるとロンドン中心部を離れるという雰囲気で,セント・ポール大聖堂のドームや尖ったガーキンが少しずつ少しずつ小さくなっていき,やがて,周囲は集合住宅などが増えていった。
Thames Tunnel Mills と書かれた高い煙突の建物が見えるが,このあたりは Rotherhithe という地区のようで,川沿いの倉庫だった建物が一般住宅に改築されているそうだ。
何やら楽しげに水辺にパラソルを広げているのは Old Salt Quay という名のパブ。できればあのような場所でフィッシュ&チップスとギネス,あるいはピムスを飲みたいものだ。
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From Tower Bridge to Greenwich (1) Nikon D200
Panasonic LUMIX DMC-FX33 | ||
両岸とも集合住宅ばかりが建ち並ぶようになると,リバーボートの観光案内アナウンスもぴったり止まり,静かになった。観光客に説明するべきものは,この辺りには何も無いということなのだろう。
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From Tower Bridge to Greenwich (2) Nikon D200
Panasonic LUMIX DMC-FX33 | ||
しかし,やがて北岸には明らかに集合住宅とは違う,少々モダンな高層ビル群が見えてきた。
既にグリニッジにほど近く,蛇行したテムズ川に囲まれるアイル・オブ・ドッグズ(Isle of Dogs)の西インド・ドック(West India Docks)にあるカナリ−・ワーフ(Canary Wharf)である。このあたりはドッグランズのウォーターフロント再開発計画により近年オフィスビルが立ち並んでいるのだ。
イギリスの三大高層ビル(ワン・カナダ・スクウェア,HSBCタワー,シティグループ・センター)が集まっており,この中でも一番高いワン・カナダ・スクウェアは約225mの高さだとのこと。
シティに対抗するロンドン第二の金融中心地になる場所なのだった。
ウエストミンスター・ミレニアム・ピアを出て50分弱で,リバーボートはグリニッジに到着した。
いそいそと甲板から下りて出口へ向かったが,船をピアにつけるのに手間取っていて2〜3分ほど船の中で待たされ,仕方がないので窓の向こうの「Greenwich Pier」という看板をひたすら眺めていた。
ただの看板だが,有名なグリニッジへやってきたのだと思うと感慨深い。
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Greenwich Pier Nikon D200
Panasonic LUMIX DMC-FX33 Fujifilm FinePix S2 Pro | ||
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グリニッジ・ピアは,ウエストミンスター・ピアに比べるとごく小さな船着き場で,リバーボートを下りるとすぐに一般道だ。私たちはピアを出ると,まっすぐ King William Walk を南下し,グリニッジ天文台(Old Royal Observatory)のあるグリニッジ・パーク(Greenwich Park)へ向かった。
外部リンク
・River | Transport for London (ロンドンの交通/船)
・The Wellington Trust, HQS Wellington (ウェリントン号)
・Ceroc London - Home (プレジデント号)
・Welcome to The Golden Hinde Educational Trust (帆船ゴールデン・ハインデ)
・Tower of London home page (ロンドン塔)
・Tower of London -- Britain's Crown Jewels, British Historical and Travel Destination Site (ロンドン塔)
・Tower Bridge Exhibition - index (タワー・ブリッジ)
・The Old Salt Quay (ex-Spice Island), 163 Rotherhithe Street, Rotherhithe SE16 5QU (パブ)
・カナリー・ワーフ (Wikipedia)
ロンドン旅行記 index シティ・オブ・ウエストミンスター index