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★参考文献
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シティ・オブ・ウエストミンスターのエンバンクメントとサウスバンクのウォータールー周辺を結ぶ橋の名は,地図を見ると「ハンガーフォード・ブリッジ(Hungerford Bridge)」と書かれている。
ところが,エンバンクメントで目の前に出てきた橋には「Golden Jubilee Bridges」という看板が?
よく見ると,橋は非常に複雑な構造をしており,真ん中に鉄道用の鉄橋,これを挟んで両側に歩行者専用の吊り橋が架かっている。両側の歩行者専用の橋が2つ合わせて「Golden Jubilee Bridges」で,鉄道用を含めた3本を合わせて「Hungerford Bridge」と呼ぶらしい。
東側の Golden Jubilee Bridge を渡ればロイヤル・フェスティバル・ホールやナショナル・シアターへ行くのに便利,西側の Golden Jubilee Bridge を渡れば,BAロンドン・アイやロンドン水族館へ便利というわけだ。
ウエストミンスター宮殿をテムズ川対岸から撮影したかった私たちは,西側の橋を渡ってサウスバンクへ向かうことにした。
※写真をクリックすると解像度の高い写真の全体像が見られます。一部のサムネイルは切り取ってあります。
Golden Jubilee Bridge Panasonic LUMIX DMC-FX33
Nikon D200 Fujifilm FinePix S2 Pro | ||
橋を上っていくと,まず,テムズ川沿いを走るヴィクトリア・エンバンクメントという大通りの上を通る。自然と視線は道の先へと漂うが,緑豊かな街路樹に包まれて正面に西日を受けたビッグ・ベンが見えており,まさに絶景だった。
ビッグベンといえば,ウエストミンスター・ブリッジかテムズ川対岸から撮った写真が多いので,この構図はかなり新鮮ではないか?
さらに橋を歩き進んでいくと,前日にテムズ川リバーボートからも見えていた2艘の船が橋のたもとに見えてきた。手前はレストラン・シップのタターシャル・キャッスル号,向こうの青い船はパブ・シップのヒスパニョーラ号。夕刻とあって,パブ・シップの甲板は溢れんばかりの人々で賑わっている。ちょっと,いや,かなり,楽しそう…。
橋の上からは,本当に様々なものを見渡すことができる。
下を通る船,隣の鉄橋を走る列車。遠くウエストミンスター宮殿,国防省前には黄金に輝く空軍記念碑,サウスバンクのロンドン・アイ。ここからの一瞥だけでも観光名所が目白押しで飽きることのない風景だ。
ゴールデン・ジュビリー・ブリッジの上から見たこれらの風景は,この旅行で見た中でも,もっとも印象深い景色の一つとして挙げられる素晴らしさだったと思う。
外部リンク
・Hungerford Bridge - Wikipedia, the free encyclopedia
・Victoria Embankment - Wikipedia, the free encyclopedia
・Welcome to the R.S. Hispaniola
・Tattershall Castle, Embankment, London, SW1A 2HR - pub details # beerintheevening.com
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