☆2012年1月の星空

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2012年1月の星空情報

 2012(平成24)年は,閏年。干支は壬辰(みずのえたつ)です。
 今年も宜しくお願い致します。

 例年年始の明け方の空を飾るりゅう座 ι流星群(しぶんぎ座流星群)は1時間に25個程度の流星が期待できる大きな流星群で,上弦と満月の間の月となり,月の条件は悪くありません。しかし,この流星群は極大のピークが鋭い上に今年はピーク時刻が観測できない16時であるため,4日早朝と5日早朝の両日に群流星が観測できる可能性がありますが,多くは見られない可能性もあります。

 宵の明星として夕刻の西空に輝いている金星が,27日,月齢4の月と接近します。2011年10月末に衝を迎えた木星は,まだまだ見頃で夜半前の空で明るく見えます。


南中する星座 (冬の星座冬の全天星図

 午後8時(20時)に南中を迎える,観察しやすい星座たちです。

 【上旬】 とけい座(☆) ・ ペルセウス座
 【中旬】 エリダヌス座レチクル座(☆)
 【下旬】 おうし座 ・ かじき座(☆) ・ちょうこくぐ座

 ☆印の星座は南天の星座のため,日本からは見えません。

見やすい星雲星団 (星雲星団を見よう星雲星団一覧表

 【惑星状星雲】 M1 (かに星雲,おうし座)
 【散光星雲】 M42 (オリオン大星雲,オリオン座)
 【散開星団】 M35 (ふたご座), M36・M37・M38 (ぎょしゃ座), M45 (プレアデス,すばる,おうし座)
 【銀河(系外星雲)】 M81・M82 (おおぐま座)


惑星用語の説明月の形の変化について

天文現象
1上弦の月元日(日の出:札幌07:06,東京06:51,名古屋07:00,大阪07:05,福岡07:23)
上弦:15時15分
3
月が最遠:5時19分(視直径29分32秒)
4
りゅう座 ι流星群(四分儀座流星群)が極大:16時(条件良)
5
地球が近日点を通過:9時32分
6
小寒:7時44分。太陽の黄経が 285度になる。
9満月成人の日
アルゴル極小:2時54分
満月:16時30分。
11
アルゴル極小:23時44分
13
78P/ゲーレル第2彗星が近日点を通過
P/2006 T1 レビー彗星が近日点を通過
14
アルゴル極小:20時33分
16下弦の月下弦:18時8分
17
土星が西矩:1時27分
18
冬の土用の入り:2時28分,太陽の黄経が 297度になる。
月が最近:6時24分(視直径32分18秒)
木星が東矩:13時44分
19
さそり座δ星(2.3等)の星食(出現):9時50分
20
C/2011 Q2 マックノート彗星が近日点を通過
21
大寒:1時10分。太陽の黄経が300度になる。
大寒から立春の間に寒中見舞いを出す。
23新月新月:16時39分
31上弦の月月が最遠:2時42分(視直径29分33秒)
上弦:13時10分

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