北東アジアの安全保障

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今日,リチャード・アーミテージ氏のスピーチを聴いた。氏は第1次ブッシュ政権で前米国国務副長官をつとめ,その前は国防総省にいた。知日派で知られ,アジアの情勢に詳しい。


今日もまず第一声に北朝鮮の拉致問題を取り上げ,横田早紀江さんがアメリカ議会の下院公聴会で証言することを重要なことだと語っていた。


氏は日本を取り巻く各国(中国,朝鮮半島,ロシア,インドなど)が今どんな情勢にあり,未来はどんなつきあい方をするべきなのか,明言は避けながらオブラートに包みつつ(しかし何が言いたいかはよくわかった),語ってくれた。私のような政治や地勢学に詳しくない者でもわかりやすいスピーチで,政治家とはこういう語りをするものなのかと納得した。


私のような市井の人間では先のことを読むのはせいぜい数年先,長くても10年ほどだが,一級の政治家は100年先のことを考えており,感慨深かった。戦後体制ができてからまだ2世代ほどしか経っていない,あと2世代,つまり4世代ほど経たないと世の中は変わらないと語っていた。長すぎる。。。


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このページは、n10が2006年4月26日 22:07に書いたブログ記事です。

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