☆2011年8月の星空

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2011年8月の星空情報

 夏休みで星を見る機会が多くなる8月は,1日〜7日までスター・ウィークで,各地で星を見るイベントが開かれます。地域の情報などに注意しましょう。(スター・ウィークのホームページ

 毎年お盆休みの頃に極大が訪れるペルセウス座流星群は,今年は極大が満月と重なり条件がよくありません。それでも明るい流星は見えますので,視界から月を隠し,月から遠い場所を眺めるようにしてみましょう。ペルセウス座流星群は夜半から明け方によく飛びますので,できれば夜更かしして夜明けまで見てみることがお勧めです。
 流れ星を観察するときは,できるだけ空が暗い場所で,寝転がって空全体が見られるようにしましょう。ペルセウス座流星群は,多い年では1時間に60個くらいの流星が期待できます。観測を計画しておられる方は,流れ星を見てみよう のページを参考にしてください。

 23日にはみずがめ座 で海王星がを迎え,観望好期となります。海王星を捜すのは初心者には難しいですが,小望遠鏡で拡大すると,小さな小さな円盤状に見ることができます。公共の天文台の観望会などへ出かけると,見せてもらえるかもしれません。


南中する星座 (夏の星座夏の全天星図

 午後8時(20時)に南中を迎える,観察しやすい星座たちです。

 【上旬】 へびつかい座ヘルクレス座りゅう座 ・ さいだん座(☆)
 【中旬】 へび座(尾部)
 【下旬】 こと座たて座みなみのかんむり座

 ☆印の星座は南天の星座のため,日本からは見えません。

見やすい星雲星団 (星雲星団を見よう星雲星団一覧表

 【惑星状星雲】 M57 (環状星雲,こと座), M27 (あれい状星雲,こぎつね座)
 【散光星雲】 M8 (干潟星雲,いて座), M17 (ω星雲,馬蹄型星雲,いて座), M20 (三裂星雲,いて座), 他,天の川に多数
 【散開星団】 M21・M23・M24・M25 (いて座), M6・M7 (さそり座), 他,天の川に多数
 【球状星団】 M4・M80 (さそり座), M10・M12 (へびつかい座), M13・M92 (ヘルクレス座), M56 (こと座)
 【銀河(系外星雲)】 M51 (子もち星雲,りょうけん座), M101 (おおぐま座)


惑星用語の説明月の形の変化について

天文現象
3
月が最近:6時4分(視直径32分40秒)
4
27P/クロメリン周期彗星が近日点を通過:6時
6上弦の月のイメージ旧暦七夕
上弦:20時8分
7
小惑星(4) ベスタがやぎ座,+5.6等)
8
立秋:5時33分。太陽の黄経が 135度になる。立秋以降は残暑見舞い。
10
アルゴル極小:3時43分
13
アルゴル極小:0時32分
ペルセウス座流星群が極大:15時(条件最悪)
14満月満月:3時57分
15
金星が外合:7時35分
アルゴル極小:21時20分
19
月が最遠:1時21分(視直径29分29秒)
22下弦の月のイメージ金星がレグルス(1.4等,しし座)の北 0度57分を通過:0時27分
下弦:6時54分
23
海王星が:13時27分(+7.8等,みずがめ座,視直径2秒4)
処暑:20時21分。太陽の黄経が 150度になる。
29新月のイメージ新月:12時4分
31
月が最近:2時37分(視直径33分06秒)

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