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夏休みで星を見る機会が多くなる8月は,1日〜7日までスター・ウィークで,各地で星を見るイベントが開かれます。地域の情報などに注意しましょう。(スター・ウィークのホームページ)
毎年お盆休みの頃に極大が訪れるペルセウス座流星群は,今年は極大が満月と重なり条件がよくありません。それでも明るい流星は見えますので,視界から月を隠し,月から遠い場所を眺めるようにしてみましょう。ペルセウス座流星群は夜半から明け方によく飛びますので,できれば夜更かしして夜明けまで見てみることがお勧めです。
流れ星を観察するときは,できるだけ空が暗い場所で,寝転がって空全体が見られるようにしましょう。ペルセウス座流星群は,多い年では1時間に60個くらいの流星が期待できます。観測を計画しておられる方は,流れ星を見てみよう のページを参考にしてください。
23日にはみずがめ座 で海王星が衝を迎え,観望好期となります。海王星を捜すのは初心者には難しいですが,小望遠鏡で拡大すると,小さな小さな円盤状に見ることができます。公共の天文台の観望会などへ出かけると,見せてもらえるかもしれません。
午後8時(20時)に南中を迎える,観察しやすい星座たちです。
【上旬】 へびつかい座 ・ ヘルクレス座 ・ りゅう座 ・ さいだん座(☆)
【中旬】 へび座(尾部)
【下旬】 こと座 ・ たて座 ・ みなみのかんむり座
☆印の星座は南天の星座のため,日本からは見えません。
【惑星状星雲】 M57 (環状星雲,こと座), M27 (あれい状星雲,こぎつね座)
【散光星雲】 M8 (干潟星雲,いて座), M17 (ω星雲,馬蹄型星雲,いて座), M20 (三裂星雲,いて座), 他,天の川に多数
【散開星団】 M21・M23・M24・M25 (いて座), M6・M7 (さそり座), 他,天の川に多数
【球状星団】 M4・M80 (さそり座), M10・M12 (へびつかい座), M13・M92 (ヘルクレス座), M56 (こと座)
【銀河(系外星雲)】 M51 (子もち星雲,りょうけん座), M101 (おおぐま座)
日 | 曜 | 月 | 天文現象 |
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3 | 水 | 月が最近:6時4分(視直径32分40秒) | |
4 | 木 | 27P/クロメリン周期彗星が近日点を通過:6時 | |
6 | 土 | 旧暦七夕 上弦:20時8分 | |
7 | 日 | 小惑星(4) ベスタが衝(やぎ座,+5.6等) | |
8 | 月 | 立秋:5時33分。太陽の黄経が 135度になる。立秋以降は残暑見舞い。 | |
10 | 水 | アルゴル極小:3時43分 | |
13 | 土 | アルゴル極小:0時32分 ペルセウス座流星群が極大:15時(条件最悪) | |
14 | 日 | 満月:3時57分 | |
15 | 月 | 金星が外合:7時35分 アルゴル極小:21時20分 | |
19 | 金 | 月が最遠:1時21分(視直径29分29秒) | |
22 | 月 | 金星がレグルス(1.4等,しし座)の北 0度57分を通過:0時27分 下弦:6時54分 | |
23 | 火 | 海王星が衝:13時27分(+7.8等,みずがめ座,視直径2秒4) 処暑:20時21分。太陽の黄経が 150度になる。 | |
29 | 月 | 新月:12時4分 | |
31 | 水 | 月が最近:2時37分(視直径33分06秒) |