風になって

吹き抜けてゆければいいのに

緑の葉っぱと戯れて
続いてゆく空を追いかけて
遠くへ遠くへ遠くへ

心なんて消えてしまうほど

風になって

いつかあなたの街を吹き抜けるころ、わたしはただの風になっている。