やたら「自立自立」とうるさい人がいる。
そう言う人って、それが唯一のあるべき正しい生き方だと思っているらしく、自立して当たり前という世論が形成されていないと言っては非難し、専業主婦を指しては「戦前か」と見下す。どうにかならないものかと思う。
そもそも自立って何?
こういうことを声高に叫ぶのは大抵女性なのだが、彼女らの言う自立とは大抵経済的なものを指している。自分で稼いだお金で生活しさえすれば「自立」なのか? 何だか随分薄っぺらい。
そうやって価値観を人に押し付けて悦に入ってるような人を私は素敵と思わないし、そんな人が精神的に自立しているとも思わない。
(経済的)自立していなくても生きていけるのが日本社会の特色?
えぇそうですとも、そんなに悪い特色ですか?
豊かで懐が深い社会だから可能なのだし、そんな社会だから日本はサブカルチャーの宝庫になり得るのだ。
一度しかない人生、家族で助け合って仲良く楽しく暮らすのが一番だと私は思っている。
別に出世して世間一般に偉いと思われなくたっていい。大切なのはそんな評判ではなく毎日の生活が幸せであるということ。忙しくしてイライラしながら暮らすのでは楽しくないし、必要以上のお金を儲けるために働いても意味がない。
外で働く人=偉い、専業主婦=怠け者のように扱う社会になってしまったのは何故だろう。どこかおかしい。主婦が明るく楽しく過ごしていてこそ、家庭は明るくなり社会は明るくなる。
そもそも男性と女性の生き方が違うのがそんなに悪いことなのだろうか。違っていても良いではないか。いや、むしろ違って当然と思うのだが?
自立至上主義者と話すのは疲れる。できれば私の近くに来ないで欲しい。