甘い甘い幻の中で 投稿日時: 2013/03/15 投稿者: じゅの 彼女は立っていた 海風に吹かれた夏の宵 リネンのスカート軽やかに 黒い髪は宵闇に溶け 伸ばされた手に 僕は僕は躊躇した 夢も幻も去った闇の中 残香に浸りて僕は生きる 色褪せた夕焼けも色褪せた君も見たくない。