恋しくて風の空 投稿日時: 2013/04/22 投稿者: じゅの 毎朝笑いかけてくれた桜の木を ただただ懐かしく思うのです 赤く光を放った葉を宝石のようにまとい 朝の喜びを告げて輝いた秋の朝 花嫁衣装のような花びらで 誇らしげに微笑んでいた春の朝 硬くつぼんだ希望を枝に 寒さに凜々しく背筋を伸ばした冬の朝 小鳥たちに木陰を与え 濃い緑で涼風を届けてくれた夏の朝 あなたはいつも優しかった あなたの前で言葉なんて要らなかった。