Xenの仮想マシンの物理サーバ間移動

VMwareにはOSを稼働させたままに物理サーバ間を移動できるVMotionという機能がある。Xenでもまもなくリリースするバージョンで同じ事ができるようになるのだが,すぐ名前を忘れてしまうので,メモをする。

Live Migration

前提はSANなどの共有ディスクによるOSイメージの共有と,サーバ間の速いネットワーク。

とあるところでVMotinoのデモを見たが,サーバの移動にかかる時間は1分強だった。もちろんサーバは無停止。

メモリの搭載量を確認するのを忘れたが,1年ほど前の話なので,1GByte程度だろうか。イーサネットが1Gbpsだったのでオーバヘッドとか処理の時間と考えると妥当なのか?

メモリが増えると当然時間もかかるようになる。そろそろ10Gbpsがサーバファームで必要になりそうな時期が来たようだ。

TrueCrypt

最近はノートパソコンを持ち歩くことが多くなりました。そのとき心配になるのが,いわゆる情報漏洩です。簡単なパスワードだとすぐにログインされてしまいますし,難しいパスワードにしても,最近はレインボークラックなどの辞書攻撃より効率の良いパスワード解析がはやっているので,OSの認証に頼るのも考え物です。そもそもハードディスクを抜かれてしまったら中のデータは丸見えです。

そんなわけで,最近の流行がハードディスクの暗号化。WindowsでもMacでもOSの機能としてハードディスクの暗号化ができます。

これはこれで良いのですが,当然互換性はありません。USBのメモリやハードディスクなどは異機種OS間でも使えるので,別の方法が良さそうです。

前置きが長くなりましたが,上記のような想定で私が使ってみたのがTrueCryptです。商用製品も沢山ありますが,個人的に使うなら以下のフリーで十分そうです。

http://www.truecrypt.org/

この時期に取り上げたのはつい先日,このソフトがMacにも対応したからです。

この手のディスク暗号化ソフトは沢山あるので迷います。Wikipediaに比較があったのでメモしておきます。

http://en.wikipedia.org/wiki/Comparison_of_disk_encryption_software

php-4.4.8インストールメモ

1月3日にアップデートされているので,更新する。

PHP4系はこれで終了。5系に移行しなければならない。

ダウンロード

http://www.php.net/downloads.php#v4 からダウンロード

php-4.4.8.tar.bz2のチェックサム

md5:ed31e77414e0331e787487b53732dbca

コンパイル

./configure \
--with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs \
--enable-mbstring \
--with-gd=/usr/local \
--with-jpeg-dir=/usr/local \
-with-freetype-dir=/usr/local \
--with-png-dir=/usr/local \
--with-zlib-dir=/usr/local
make

インストール

make install

冷蔵庫とJIS規格

最近我が家の冷蔵庫の調子が悪いので,新しい冷蔵庫を物色に行きました。そもそも冷蔵庫なんて,一回買ってしまえば,黙々と冷やしてくれればいいのであまり機能だとか効率とか考えない製品だけれど,買い換えとなると話は別です。

で,電気屋に行くのだけれど,様々なスペックに並んでかなり重要視してそうなのが,消費電力でした。たしかに一年中ついているので少しでも電気代が安い方が良いのだけれど,まるで煽っているかのように「省エネ」と書き殴っている。どれくらい省エネなんだろうと思って,今の冷蔵庫と比較してみた。

今の冷蔵庫はちょうど10年前の製品。容量は約380リットル。問題の消費電力はおおよそ年間380kWhだった。あれ?おかしいなと思い,最近の冷蔵庫の消費電力を見てみると,のきなみ500kWhほどあります。なんじゃこりゃ?と思い,気になって調べたら消費電力を測定するJIS規格が改定されていることが判りました。

冷蔵庫の消費電力の算定にはJIS C 9801 が使われているようですが,この測定法は2006年から採用されているようで,それ以前の冷蔵庫はJIS C 9607 が使われていたようです。規格が変わったから増えたのかなと思い,換算式などを探したのですが,さっぱり見つかりません。9801と9607でどれくらい差があるんでしょ?

で,この規格を調べていくうちに,どんどん腹が立ってきました。この測定法はかなり非現実的で,冷蔵庫の中に何も入れず,露取り用のヒータの電源は入れないという物でした。この測定法で,年間の電気代1万円とか行ってますけど,実際はこの金額の数倍は行くようです。

sedで,,を,U,にする

アメダスのグラフを作るときにrrdtoolを使っているんですけど、データが取れなかったときには入力に’U’を使うんですけど、いままでエラー処理をしてなかったので、データがないとすべて’0’になっていました。

というわけで、エラー処理をと思い、sed -e ‘s/,,/,U,/g’ とかしたんですけど、12,,,,,,見たいなデータは、12,U,,U,,U,みたいになっちゃいます。なんかいい方法ないかなぁ。

結局二つ重ねてsed -e ‘s/,,/,U,/g’ -e ‘s/,,/,U,/g’ ってしてかっこ悪いです。

アメダスの地点変更

アメダスの各ポイントには地点番号がついていますが、11月1日に東京が44131(http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/today-44131.html?groupCode=30&areaCode=000)から44132(http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/today-44132.html?groupCode=30&areaCode=000)に変更されたようです。おかげでアメダスのデータを収集してグラフを作っているんですが、ひどい目にあいました。どこにも変更のお知らせとか見つけられなくて、お役所的だなぁって思いました。こういったパブリックなサービスは継続性と透明性が大事ですね。

飯田線

飯田線に乗るなんて何年ぶりでしょう。昔から全く変わった雰囲気が無く,ごとごとと揺れる電車です。天竜川を見ながら単線をゆっくり走る姿は,なんとなく電車の原風景のようです。

中部山岳地帯は味のある風景が多いです。

BE325-JP (UPS)

うちには24時間稼動のサーバがあるのですが、数年前の台風のとき停電が頻発してヒヤヒヤものだったのでUPSを導入しています。APC製のBE325-JPという機種で名前のとおり325VAの小さなものです。サーバが小さいので十分です。サーバのほかにルータとADSLモデムにも給電しています。

で、このUPSが先日けたたましい警告音を発しましてバッテリー切れを起こしました。仕方がないのでヨドバシの通販でバッテリー(RBC47)を取り寄せたのですが、こいつが3週間ほどかかります。台風の季節に3週間UPSなしです。

そしてようやく今日バッテリーが届いたのですが、これまたアメリカンな雰囲気が漂っています。まずろくな説明書なし。まあ、取り替えるだけなのですが、取り替えたらこれまた、本体が無反応。よくよく見たらバッテリーの端子が曲がっていて、本体の端子ときちんと接触していないようです。家のペンチが登場ですが、こんなんでいいのかよって感じです(^^;。

さらにバッテリーは鉛蓄電池のためメーカに直送するのですが、一切説明なし。運送会社(UPS、ややこしいですね、無停電電源装置のUPSではなく、アメリカの運送会社UPSのことです)のShipping Tag が入っているのですが、よくよく読むと “For Use in the U.S. and Puerto Rico Only.” なんて書いてあります。日本の市場なんだからそんなの入れるなよって言いたくなります。結局自腹で Funabashi-shi Chiba まで送らないといけないようです。

あ?面倒。