Seagate ハードディスクがヤバイ

 昨年の12月に安くなったハードディスクを買いに行きました。いつも買い慣れているHITACHIのDeskstar 7K1000.Bを買うつもりだったんですが,たまたま入った店は売り切れていて,SeagateのBarracuda 7200.11が安く売っていたので買ってしまいました。ST31500341ASという型番です。ファームウェアはCC1G。
 そしたら,1月の19日頃から噂になったと思うのですが,Seagateの一部の製品で起動時に1/320の確率で物理的ロックがかかってBIOSにも現れなくなると言う,かなりヤバイトラブルが起きているようです。
 まさにこの間買ったハードディスクが該当しているようで,参りました。
 情報が錯綜しており,CCシリーズのファームなら問題ないとか,CC1H以上じゃないと駄目だとか。新しいファームがSeagateの英語サイトで提供されているが,これが地雷だとか。
 とにかくこんな怖いハードディスクは使えないので,なるべく電源を入れないようにして,今日新しいハードディスクを買ってきました。WesternDigitalのWD Caviar Green ,型番はWD10EADSです。緑キャビアといわれいるやつですね。本当はWD20EADSが出た頃に買おうかと思って院ですけど,今回は緊急事態なので仕方がないですね。7780円で売っていましたので上等でしょう。買いに行った店では最後の一台でした。Seagateのハードディスクはいっぱい売れ残っていましたよ;-p
 そんなわけで今はフォーマット中です。

 正直Seagateには失望しましたよ。

以下2ちゃんからコピペ

HGST… Deskstar 7K1000.B (HDT721010SLA360他)
WD……… CaviarBlack (WD1001FALS-00J7B他)、CaviarGreen (WD10EADS-00L5B1他)
      CaviarBlue (WD6400AAKS-00A7B0他)

■転送速度(速い順)
[Seq] HDT721010SLA360、WD6400AAKS、WD1001FALS、WD10EADS
[Rnd] WD1001FALS、HDT721010SLA360、WD6400AAKS、WD10EADS
■動作音(小さい順)
WD10EADS、WD1001FALS、WD6400AAKS、HDT721010SLA360
■消費電力(低い順)
WD10EADS、WD1001FALS、WD6400AAKS、HDT721010SLA360*
*HDT721010SLA360は2番目に低いかもしれないけど詳細は分からん。
■温度(低い順)
WD10EADS、WD1001FALS、WD6400AAKS、HDT721010SLA360

システム専用………………… SSD または WD VelociRaptor
システム・データ兼用…. HDT721010SLA360、WD1001FALS、WD6400AAKS
データ・倉庫兼用…………. HDT721010SLA360、WD1001FALS、WD10EADS
倉庫専用……………………….. WD10EADS

MacでCDが出てこないとき

 MacのノートとかはCDがトレイじゃなくて,穴に吸い込まれるようなやつです。
 吸い込まれていったが最後,物理的に取り出す手段はありません。MacOS様に出してもらわないといけないのです。これが常々不安でした。
 そしてこの不安が,今日みごと実現してしまいました。Mac mini で。

 吸い込まれて,全く認識せず。読んでくれないどころかはき出してもくれません。これを解決するには様々な方法があるようです。
 ネットで調べた情報を列挙。

  • キーボードにイジェクトボタンがある場合は長押し(1秒以上)してみる
  • ファインダーのイジェクトボタンを押してみる。(無い場合は「表示」→「ツールバーをカスタマイズ」でだす。
  • iTunesを起動してイジェクトしてみる。

とまあ,こんな感じだけど,そもそもCDを認識していないので話にならない。
他には

  • 再起動の時にマウスをクリックしたまま起動する。強制イジェクトするらしい。
  • 再起動の時にXキーを押したまま起動する。強制イジェクトするらしい。
  • 再起動の時に Command + Option + O + F を同時に押してファームウェアを出して, eject cd と入力してイジェクト。

という技があるらしい。

 上のすべてを試して,結局出てきませんでした。どうしよう。

 自分で焼いたCDなのでさほどショックはでかくないけど。これがレンタルのCDとかだったらどうしようかと思います。
 どうしようもないときは分解するしかないのかなぁ。

 本当に困った。

遺伝子組み換え作物

 最近様々な食品の産地偽装が話題になっていると思う。うちでは元々国産を極力買うようにしてきたのだが,素人には偽装されてしまうと見分けがつかない。もはや店を信じるか,なるべく高いものを買うしかないのかと悩んでしまう。

 そんな中で,食品を選ぶときに気になるのが,「遺伝子組み換え作物」の表示だ。特に多いのが大豆のようで,豆腐や納豆を買うときにこの表示を見ない方が少ないくらいだ。
 皆さんこれ気にしていますか?

 おそらく,遺伝子組み換えされた作物が体に与える影響を気にして,このような表示がされているのだと思う。個人的には組み替えされたタンパク質だろうとどうせほとんどはアミノ酸に分解されてしまうので,遺伝子がどうであろうと関係ないと割り切っている。そもそも,手法は別として,大昔から品種改良という名の下に,掛け合わせや2倍体3倍体をつくったり,結果として遺伝子組み換えをしてきたのでは?と思う。(生物系は詳しくないので細かいところは間違っている気がする。。。)

 遺伝子組み換えされた作物が,他の作物を駆逐して遺伝子汚染をするとか,いわゆるバイオハザードを気にして「遺伝子組み換え作物」の表示をしているのならまだ分からなく無いけど,多分そんなはず無いですよね。
 じゃあ,スーパーとかでは何でこの表示をしているのでしょう。なんだか疑似科学臭さが感じられます。「遺伝子組み換え」を表示するなら「品種改良」「放射線照射」とかも表示してもいいのでは?そんなのより産地や農薬をはっきりしてくれる方が安心します。

名古屋の赤い電車

 「くるり」というグループの歌う「赤い電車」という曲がある。グループの一人が大の鉄道ファンで,赤い電車というのは京急のことを歌っている。赤い電車は独特のモータ音のする電車で,その音が楽曲の中に,詩の中に使われている。ちょっと郷愁を誘う歌詞だ。

 今回は名古屋の赤い電車。名古屋で赤い電車と言ったら名鉄以外にあり得ないと思う。近鉄,東武に次ぐ日本で3番目に大きな私鉄だ。名古屋を中心に名古屋から郊外に行く電車が多い。それゆえ,名古屋に向かう通学,通勤の重要な足だ。最近では中部国際空港ともつながったので,県外でも利用する人が増えたのではないだろうか。私もその一人だが。
 最近では赤い車両も減っているようで,ちょっと寂しい限りだ。警笛の音が独特でこの電車も歌っているようである。

 この鉄道の一番賑わいのある駅が名鉄名古屋駅だろう。名古屋にはJR(東海道新幹線,東海道本線,中央本線,関西線),近鉄,名古屋市営地下鉄(東山線,桜通線)が一カ所に集中しており,そしてこの名鉄もある。名鉄は場所がないのか地下ホームで,それも線路が上下各1本の2本?ほどしかない。名鉄の路線の詳細は忘れたが,名古屋駅を中心に10以上の支線に分かれているので,一つのホームからすごい数の路線に分岐する。

meitetsu_platform1.jpg
meitetsu_platform2.jpg

 上の写真を見てほしいのだが,プラットフォームの上にカラフルな表示板がある。照明のついているところとついてないところがあるのだが,ついているのが次にくる電車。よく電光表示板で,「先発」「次発」などと出るあの表示板のアナログ版だ。
 アナログの表示板には意味がある。次の写真を見てほしい。同じ場所の床を撮ったもの。これまた綺麗に色分けされた,並ぶ位置を示した線だ。この色は上記のアナログの表示板と一致している。
 そう,あまりに行き先が多すぎるので,表示板で扉の位置を示し,色で並ぶ位置を指定するのである。人々は自分の行き先を確かめてそこに並ぶ。ホームでは好き勝手に並んでいるように見える人々もみんな整然に並んでいるのです。
 しばらく,このホームの様子を眺めていると壮観です。次々と人々が所定の位置に並び,電車が10cmほどの精度で間違いなく止まり,人が乗り降りする。そして電車は2分間隔ほどで出入りしています。驚異的で惚れ惚れするほどです。さすが日本。

 youtubeにその様子をとらえた動画がありますので,リンクを張っておきます。

 「赤い電車」と,この下の歌「ありがとさよなら」を聴いて名鉄のことを思い出したので書いてみました。両方とも電車の生音が入っています。

e-Government

 日本でも電子政府を推進しているe-Japanとかe-Governmentとか言っているやつである。

 これが遅々として進まない。目標は掲げてなんとなく進捗しているんだけど,ちっとも役に立っていない気がする。電子申告であるe-Taxなんて未だ10%ほどの普及率である。住民基本台帳ネットワークだってほとんどの自治体で導入されて,その気になればいつでも使えるのに住民に役に立つところでは何も使えていない。もちろんセキュリティの問題があるのは分かっているが,あまりにも動きが遅い気がする。

 これらの問題は個人情報というセキュリティが絡んでいるため,やりたくてもやれないことが沢山あるのは分かるが,セキュリティを前面に押し出しすぎて,本末転倒になっている気がする。
 数年前に個人情報保護法なる法律ができて,小中学校では生徒名簿すら作られなくなっているらしい。もちろん法律でこれを規制している訳じゃない。
 先ほど書いた住民基本台帳ネットワーク。これも政府が認証局を作りPKIで運用されている。途方もなく高度な技術だ。途方もないというのは,使われ方に対しての話である。皆さん住基カードの中に搭載されているプライベートキーを使って,電子署名をしたり暗号したりしてますか?私自身,住基カードすら持っていません。発行するのにお金かかるし。

 気がついたら海外ではもっと簡単に電子政府を実現しています。PKI(チョー難しいけどイケてる暗号方式)なんて使いません。SAML(比較的誰にでも使えるちょっと敷居の低い暗号のしくみ)で暗号は3DES(もはや時代遅れだけれどまだそこそこ使える暗号)です。
 日本の電子政府は思想はとてもよいと思いますが,理想が高すぎるというのか,周りが足を引っ張るというのか,ちょっと空回り気味です。
 

ブルックナーの思いで

 たまたまだろうと思うが,小さい頃からクラシック音楽に興味を持つことが多かった。とはいっても音楽一家でもなければ,家族でコンサートに行ったいるするようなブルジョアな家庭ではなかったので,ラジオから流れてくる曲に興味を持ったりするのがせいぜいだった。だからろくに作曲家も作品の名前も知らず,超有名な曲を知っている程度だった。しかし漠然と聞き心地の良いバロック音楽や,弦楽器の音色は好きだった。

 高校時代は,普通科とともに音楽科のある高校だったので,校舎のどこかしらからピアノの音が聞こえてくる環境であったり,音楽好きも多かったせいか,徐々にクラシック音楽の環境が普通になっていった。当時覚えているのはN先輩がリストのピアノ協奏曲だったと思うが,目の前で弾いているのを見てちょっとしたカルチャーショックだった。

 大学時代に入ると,これもどんなきっかけだったのか忘れてしまったが,別の趣味で良くしてもらっていたYさんが,ブルックナーを薦めてくれた。これまで漠然とクラシックに興味の持っていた状態から,明確に作曲家,作品,指揮者,演奏家を指定して聴くという行為を行った初めてのことだったと思う。そのときの曲が,ブルックナーの交響曲5番,朝比奈隆指揮の新日フィルだった。このCDを手にして,数百回は聞いていると思う。レコードならまさにすり切れている状態じゃないだろうか。これには少し訳があって,同じ指揮,演目で,オケだけが大阪フィルの生演奏を聴くことになっていたからなんだけど。。。その後Yさんとは音信不通だが元気だろうか。
 そんなこんなで,ブルックナーの5番ばっかり聴いていたんだけど,またこれは何という巡り合わせなのか,大学時代のバイト先のTさんが無類のブルックナー好きだった。いわゆるオーディオマニアだったんだと思うけど,ブルックナーマニアでもあったみたいだ。00番から9番まで,どの指揮がよいとか,どこの演奏がいいに始まって,ホールの音響の話や,録音の状態,絶版になったレコードの話など,バイトの合間にすごい勢いで語ってくれた。そのときにおすすめのCDを教えてもらったんだけど,そのメモを引っ越しのと気になくしてしまったのが悔やまれる。

 これ以降,ブルックナーは気になって仕方ない。やはり5番への思い入れは強い。3番も4番も7番も8番も好きなんだけど,5番はいつも気になる。

 つい最近は,会社の同僚のMさんがブルックナーオタクだと言うことが発覚した。意外といるのかなぁ。

暗渠(あんきょ)

 ちょっと前にテレビで暗渠好きのロックミュージシャンが出てくる番組をやっていた。
 暗渠とは,かつて川だったところに蓋をして,川が見えないようにして道路などにしたところを言う。都市の発達とともに,川の存在がじゃまになり,治水や土木技術の発達ともに多くの川が暗渠化されたらしい。
 その番組でも,東京渋谷区生まれのミュージシャンが,自分の生まれ育った街の暗渠を訪ねるという構成だった。あの「春の小川」も渋谷区内にあり今は暗渠化されている。

 話は昔に戻って小学生の頃,引っ越しを経験しているのだが,最初に通っていた小学校は比較的町中にあった。学校までの道のりはアーケードのある商店街を抜けて500メートルほどの距離だったと思う。その丁度中間地点に,江川線という大きな市道があった。片道3車線ぐらいで,交通量も多く,都市を南北に貫く幹線である。当時はなかったのだが,今では高架の高速道路がかけられ,少し離れたところには地下鉄も通っていた。
 小学生の当時,まことしやかな噂が流れた。江川線は昔は江川という川だったというのだ。もちろん川の面影はどこにもなかった。両親に真偽を尋ねたりもしたが,親も昔からそこに住んでいたわけではないので,知る由もなかった。

 番組を見て思い出した。江川は本当にあったのではないだろうか。
 今でも暗渠になってあの江川線の下を流れているのではないだろうか。

 地図で調べると江川線の流れ着く先には港がある。海である。元をたどると市一番の川に突き当たる。本当に江川があるような気がしてきた。

地元

 ちょっと前にも書いた話です。

 先日,出張で生まれ育った地元の地方に行ったのですが,10年以上離れていても全然違和感はありませんでした。なんかしっくりくるというか,落ち着きます。比較的都会に生まれ育ったせいか,都会にの中にいると心が落ち着きます。変な話ですが,高層建築やら,地下街,雑踏,急ぎ足で歩く人たちは私の中では普通の光景で安心できます。田園風景や,山,海,草原といった風景は,綺麗は綺麗なのですが,落ち着くという感覚とは違います。自然の中に放り出されると,あくまでお客さんで,いつか都会に帰るという感覚です。

 そんなわけで,今住んでいるところは,一地方都市で都会ではないので,微妙に違和感を覚えます。これは,地域性の違いもあるかもしれません。

 私の生まれ育った地元は,「三大ブスの名産地」などというありがたくない称号を得ています。そうなのかぁ,ぐらいの感想だったのですが,いざしばらく地元を離れて,あらためて人を見てみると・・・何と言うことでしょう。みんな美人に見えます。目が腐ってしまったのでしょうか。それとも,その場所に住んでいたので美的センスが固定化されてしまっているのでしょうか。こういうのは意外と当てにならないのかもしれません。

fring

 iPodタッチにアプリケーションを入れて楽しんでいます。
 この間入れてみたのはfringというソフト。iPod touch,iPhoneの上で動くインスタントメッセージのクライアントです。複数のメッセージサービスを一つのアプリケーションで閲覧できてとても便利です。
 この手のソフトを導入するときに一番気になるのが,セキュリティ。fringのサイトにユーザ登録するのですが,これは良しとしましょう。この後に,各メッセージサービスのユーザとパスワードをアプリケーションに登録するのですが,このユーザとパスワードはどこに保存されるんでしょう?
 と,考えていると夜も眠られないので,最近は少々諦めています。大手のクレジットカード会社ですら個人情報を漏らしますし,気に病んでいても仕方がありません。みんなが使っているから大丈夫。自分の個人情報など大して価値がないと思うことにしています。(とはいいつつも最大限に気にする。。。)

 そんな話はおいといて
 このソフトを使ってみて思ったのは,自分がビックリするぐらいアカウントを持っていること。Skype,ICQ,Google Talk,MSN Messenger,Twitterなどなど,何でこんなにアカウントがあるんだろうと思います。fringで対応していないところでは,wassrとかまだまだありそうな気がします。
 えらく不便に感じます。別にメッセンジャーにハマっているわけでもないのにこの有様です。こういうところこそOpenIDやらなんやらで統一できないものでしょうか。
 って,さっきセキュリティの話をしたばかりでした。セキュリティ上は別のアカウントがいいことは分かっています。でもねぇ。

中部国際空港のラウンジ

 中部国際空港の国内線のエアラインラウンジはANAとJALの共同で運営されている。
 このラウンジがイケていない。飲み物の種類も少なければ,おつまみもしょぼい。おまけにおしぼり一つおいていない。席の数も少ないので人であふれかえっているし。

 きっとTOYOTAのカードラウンジは立派なんだろうな。やっぱトヨタあっての中部空港ですしね。

 でもねぇ。名古屋の玄関口ですしもう少し立派なラウンジがあってもいいんじゃないかな。あ,玄関は玄関でもラウンジは入り口じゃなくて出口ですね。