☆8月の星空

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2005年8月の星空情報

 夏休みで星を見る機会が多くなる8月は1日から7日までスター・ウィークで,各地で星を見るイベントが開かれます。
 特に今年は期間中の5日が新月で星空が見頃ですから,地域の情報などに注意しましょう。(スター・ウィークのホームページ

 海王星がを迎え,観望好期となります。海王星を捜すのは初心者には難しいですが,小望遠鏡で拡大すると,小さな小さな円盤状に見ることができます。
 24日の水星西方最大離角は,午前4時20分の東京での高度が7.4度。かなり低いですが,近くの土星を目印に捜してみてください。

 毎年お盆休みの頃に極大が訪れるペルセウス座 流星群は,上弦の月が沈む夜半すぎに条件がよくなります。観測を計画しておられる方は,流れ星を見てみよう のページを参考にしてください。

 26日のおひつじ座 ζの星食は全国で見られます。


南中する星座 (夏の星座

 午後8時(20時)に南中を迎える,観察しやすい星座たちです。

 【上旬】 へびつかい座ヘルクレス座 ・ りゅう座 ・ さいだん座(☆)
 【中旬】 へび座(尾部)
 【下旬】 こと座 ・ たて座 ・ みなみのかんむり座

 ☆印の星座は南天の星座のため,日本からは見えません。

見やすい星雲星団 (星雲星団を見よう星雲星団一覧表

 【惑星状星雲】 M57 (環状星雲,こと座), M27 (あれい状星雲,こぎつね座)
 【散光星雲】 M8 (干潟星雲,いて座), M17 (ω星雲,馬蹄型星雲,いて座), M20 (三裂星雲,いて座), 他,天の川に多数
 【散開星団】 M21・M23・M24・M25 (いて座), M6・M7 (さそり座), 他,天の川に多数
 【球状星団】 M4・M80 (さそり座), M10・M12 (へびつかい座), M13・M92 (ヘルクレス座), M56 (こと座)
 【銀河(系外星雲)】 M51 (子もち星雲,りょうけん座), M101 (おおぐま座)


惑星用語の説明

天文現象
2
アルゴル型食変光星てんびん座 δが極小光度:22時41分
4
みずがめ座ι流星群が極大
5新月のイメージ月が最遠:7時(視直径29分23秒)
新月:12時05分
水星が内合:13時
7
立秋:19時03分。太陽の黄経が 135度になる。立秋以降は残暑見舞い。
9
海王星が:02時(+7.8等,やぎ座,視直径2秒3)
アルゴル型食変光星てんびん座 δが極小光度:22時16分
11
旧暦七夕
12
ペルセウス座流星群が極大:20時(好条件)
13上弦の月のイメージ上弦:11時39分
16
アルゴル型食変光星てんびん座 δが極小光度:21時51分
19
月が最近:15時(視直径33分26秒)
20満月のイメージ満月:02時53分
はくちょう座 流星群が極大
23
処暑:09時45分。太陽の黄経が 150度になる。
アルゴル型食変光星てんびん座 δが極小光度:21時26分
24
水星が西方最大離角:08時(+0.1等,離角18度24分,視直径7秒4)
26
おひつじ座 ζ(4.9等)の星食(出現):02時38分
27下弦の月のイメージ下弦:00時18分
30
アルゴル型食変光星てんびん座 δが極小光度:21時01分

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