☆2008年2月の星空

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2008年2月の星空情報

2/4朝の惑星の図

 初旬の明け方に,南東の空で金星と木星のランデブーが見られます。一番接近するのは1日ですが,2惑星は毎日位置を変えながらしばらく近くに見えています。
 月齢27の細い月が近くに見える4日の朝(左図)は,特に賑やかな印象になります。東京での朝6時の高度は地平線から12〜13度ですから,南東の空が低いところまで開けた場所を事前に捜しておきましょう。

 25日にを迎える土星が観望好期に入ります。
 木星と違って土星は小望遠鏡で縞模様を観察するのは難しい天体ですが,小望遠鏡でも環の傾きが年々変化していく様子を観察できます。環は現在少しずつ閉じているところで,来年にはほぼ真横から見ることとなって環は見えにくくなります。
 望遠鏡で見る機会があったらスケッチを残しておくと,次のシーズンに眺めたとき,変化がよくわかります。


南中する星座 (冬の星座冬の全天星図

 午後8時(20時)に南中を迎える,観察しやすい星座たちです。

 【上旬】 うさぎ座オリオン座がか座(☆) ・ テーブルさん座(☆) ・ はと座
 【中旬】 ぎょしゃ座きりん座
 【下旬】 おおいぬ座

 ☆印の星座は南天の星座のため,日本からは見えません。

見やすい星雲星団 (星雲星団を見よう星雲星団一覧表

 【惑星状星雲】 M1 (かに星雲,おうし座), M97 (おおぐま座)
 【散光星雲】 M42 (オリオン大星雲,オリオン座)
 【散開星団】 M35 (ふたご座), M36・M37・M38 (ぎょしゃ座), M45 (プレアデス,すばる,おうし座)
 【銀河(系外星雲)】 M81・M82・M101 (おおぐま座), M106 (りょうけん座)


惑星用語の説明月の形の変化について

天文現象
1
金星が木星の北0度35分を通過:22時
2
さそり座 τ星(2.8等)の星食(札幌:出現,函館で南限界の境界線星食):5時49分
3
節分
4
立春:20時0分。太陽の黄経が 315度になる。
6
水星が内合:15時
7新月新月:12時45分
金環日食(南極)
11
海王星が:14時
14上弦の月アルゴル極小:0時3分
月が最近:10時(視直径32分16秒)
上弦:12時33分
16
アルゴル極小:20時52分
19
雨水:15時50分。太陽の黄経が 330度になる。
21満月満月:12時31分。
皆既月食(北米・南米・ヨーロッパ))
25
土星が:11時(+0.2等,しし座
26
水星が金星の北1度20分を通過:12時
28
月が最遠:10時(視直径29分32秒)
29下弦の月下弦:11時18分

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