季節は往きて

季節の彩りのように、人生の彩りも入れ替わってゆく。

後ろばかり向いて寂しがっていたいと、たまに思う。
とわに去ったとしても、それらの輝きは生きる意味だった。

そして新しい季節をいとおしいと思う。
今朝の目覚めは、今日の私を支える貴方に会うためなのだ。

季節は往きて

あなただけは去らないで。どうしてそう願わずにいられよう。