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アンドロメダ座 は,晩秋から初冬にかけての宵,天頂を通り過ぎる大きな星座です。星図に描かれている白い“+”が,アンドロメダ座 が南中した時の天頂にあたります。
アンドロメダ座 は面積の割には明るい星が少ないのですが,ペガススの四辺形の北東の角に当たるα星が2等星,四辺形の北の辺を伸ばすように一直線に並ぶβ星とγ星も2等星で,よく目立ちます。
他の星々は4等星ばかりで都市部で見るのは難しいと思いますが,これらの4等星が見える星空の下へ行った時には,ぜひ,β星からν星へたどり,その脇にボーッと輝くアンドロメダ座大星雲(M31)を探してみてください。下の星図で,丁度“ν”の文字があるあたりに,小さな雲のようにぼんやり広がっています。M31は,私たちの銀河系とよく似たお隣の銀河で,肉眼で見える最も遠い光でもあります。
ギリシア神話によると,アンドロメダ座 は古代エティオピアの王女の姿。星座絵では鎖につながれていますが,これは,国を救うために怪物の生け贄にされて岩に繋がれている姿です。
古代エティオピア王家を巡る物語に登場するアンドロメダ姫と母親のカシオペア王妃(カシオペヤ座 ),ケフェウス王(ケフェウス座 ),姫に襲いかかる化けくじら(くじら座 ),姫を救う勇者ペルセウス(ペルセウス座 ),ペルセウスが乗った天馬(ペガスス座 )は,いずれも秋の星座を彩っています。
アンドロメダ座 の詳しいお話は星の停車場を,星の名前については星のるつぼをご覧下さい。